馬車でお散歩

〜 カルナック神殿/LUXOR 〜2001/8


 のんびりホテルでプール遊びをしてから、夕方にかけてお散歩に出るのも、真夏のルクソールでは気持ちの良いものです。しかし、5:00とは言っても凄い日差しです。アスワンですっかり馬車好きになった二人は、ルクソール神殿のあたりで、向こうから声をかけられる前に、お気に入りの馬車を物色。カルナック神殿まで行って戻って、“LE30. That's all ! No chip”というムハンマド君と交渉成立。

ファティマの手や星etcの、馬車の飾りが素敵

 乗り込むと、さっそく御者台に陣取る二人。会話のパタンが読み込めてきたらしく、“イスミー ツバサ(名前はつばさです)”とちゃんと自己紹介してる。風をうけて馬車にのるのは、ホンとに気持ちいいです。

 カルナックまでは結構、乗りでがありました。ここで閉館までの1時間ほど、待ってもらいます。“間違えないでね。この番号の馬車だから”。馬車にはナンバープレートがついているのですが、アラビア語の数字。 これで、237なのですが、子どものほうが1〜10までの数字をちゃんと覚えていてビックリです。

 チケットを買って、参道を入ろうというときに、ちょっと事件...樹が恐る恐る「おしっこしちゃった〜」というのですが、見ても全然ぬれてないので、どうした?と言ってるうちに、立ったままジャ〜。ひぇ〜!しかし、みるみるうちに乾いていきます。

ズボンも、樹がニコニコ「熱いところに行こう!」と日向を駆け回っているうちに乾き...エジプトの太陽おそるべし。

 スフィンクス参道、ラムセス2世の巨像、そして大列柱、オベリスクetc。とにかく大きい!太い!聖なる池などアモン大神殿をぐるりと回り、迫力ある柱にとにかく感心しながらの1時間でした。

おいしい(^o^)丿

 外へ出て右側のお店で、水とアイス補給。Cherryというのを買って食べたお子ちゃまは大喜び。

「すごくおいしいよ!外が、これは〜ゼリーだな」。ふわふわとしたゼリーで中のアイスを覆っています。色は着色料コテコテって感じのすごさなのですが、味は甘すぎず。それに外側がゼリーなので、この暑さでも融けず、中はヒンヤリ。棒はらせん状になったプラスチック製でした。「また買ってね」と何度も念押しされちゃいました。

 きた道をまた馬車でとことこ戻ります。馬車の下には、ウンチを道に落とさないように、キャンバスシート。そんな造りを観察もしながら、お子ちゃまはキョロキョロ。

 ルクソール神殿へ戻ると、ムハンマド君はほんとにあっさりと、バクシーシも要求せずバイバイ。ちょうどナイル川に日が沈むのを、岸辺で眺めてから、ライトアップが始まったルクソール神殿に入ることにしました。

記 2001/12/4   


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