ワニ(セベク)の神殿〜 Kom Ombo 〜2001/8 |
アスワンから1時間くらいで、コムオンボに到着。階段をあがると、わ〜っとため息に出るような神殿。
昔、ナイル川にはワニがたくさんいて、人を食べちゃってたそうな。それで、どうか食べないで〜、とワニを神様(セベク神)にして拝んだんだって。でも、悪い(?)神だけじゃナンなんで、ホルスの神も祭ってしまおう!ということで、神殿2つを合体させたコムオンボ神殿となったとか。 ワニのミイラが3つありました。翼は「なにかいい石、ないかなあ・・・」と一生懸命、下を眺めています。供物を捧げる台のところで、お皿のような石をみつけて、ガイドさんに“すばらしい石ね”と言われたもので、またお宝にしていました。 コムオンボのレリーフは、とても石とは思えないやわらかい美しさがあります。ひざ頭や関節、筋肉の起伏が描写されています。また、内側の周りの壁には、外科医の道具などのレリーフも掘られていて、興味深いです。昔のエジプトでは、座産だったようで、その絵なども見られます。 井戸があって、ガイドさんが石を投げ入れると、ポチャーンと水の音。翼と樹は喜んで、何度も投げ入れてました。 ゆったりと神殿を回って、またコンボイとともにきっちりと隊列を組んで出発です。兵士達は、みな結構大きなモバイルフォンを持っていました。着信音は、しっかりエジプシャン・ミュージックでした♪ 記 2001/11/23 |