現金のご用意をお忘れなく

〜 ASWAN 〜 2001/8


アスワン・オベロイホテルのお部屋から アブシンベルからアスワンへお昼過ぎに到着、ホテルで一休み。バルコニーはナイル川に臨み、対岸にはアガカーンの墓が見渡せます。荷物をほどいて洋服をクローゼットに収め、ちょっと町歩きを、と出かけました。

航海士だぞ
ホテルのフェリーで操縦!

 オベロイホテルは、ナイル川の中洲のエレファンティネ島にあり、ホテル専用のフェリーがあって、頻繁に往復しています。

船のおやじさんが、お子ちゃまに手招きして操縦室へ。舵をとらせてもらってごきげんです。え?!出発してるよ!?おやじさんは時々、横から軌道修正をしながらも、二人に操作させてくれちゃって...他にお客さん、いなかったから、沈んでも自業自得と諦めるか〜


飲み物が一番
アスワンの船上ランチ

 まあ暑い。ショップもほとんどがお昼休みで、町中が眠っているようです。ランチを食べていこうか、とナイル川沿いに浮かぶレストランのひとつに足を向けました。

 ちょっと現金の手持ちが少なかったので、入るときにウェイトレスに“カードは使える?”とRueが尋ねるとOKということで、窓際のテーブルにつきました。ファルーカがゆったりと帆に風をうけて進む風景は素敵でしたが、陽射しのあまりの強烈さ・暑さに負けて、早々に中央のテーブルに引越し。

 ピザなどの軽食と飲み物をいただいて、さあ支払いをとカードを出すと、店主が出てきてカードは扱えないという。先ほどのウェイトレスがすまなそうに後ろから覗き込む。“この子は英語わからなくって...ごめんなさい...”

そう言われても...仕方ない、Rueがホテルに戻ってT/Cを両替してくるしかないと相談してたら、一人で往復させるのは申し訳ないからと、店主が従業員をひとり、ホテルまでつけてくれて皆で帰ることになりました。

ムハンマド君と仲良し翼
ムハンマド君と翼

 彼は5時まで働いてるそうな。今日はこのお使いで仕事はあがらせてもらう模様。島に渡るフェリーには、しかし地元の彼は、理由を説明したけど船着場のガードマンに止められ、乗せてもらえない(観光客とホテルの従業員、観光ガイド以外は、セキュリティ上、だめみたいです。)

ASWAN MOON
  • ピザ2枚 30ポンド
  • シシカバブ 18ポンド
  • フライドポテト 3ポンド
  • ビール3本 18ポンド
  • ジュース2つ 6ポンド   
+10%サービス料、5%TAX
これにムハンマド君へのチップを少々
フロントでようやくT/Cの両替ができました。でも、現金の用意はあまりないということで、$100がギリギリですって。

 翌朝は、お出かけ一番に、トーマスクック(川沿いに南へ少し歩く)へ両替に行きました。漢字でサインしたものとローマ字でサインしたT/Cを混ぜて差し出したら、“これは両方ともお前のか?”と尋ねられました。ひとつはJapanese Characterというと、見比べてたいへん感心されました。

アスワンで街歩きするときには、現金のご用意を怠りなく!

記 2002/1/31


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