ハーン・ハリーリに迷い込む〜 Khaan il-Khaliili/CAIRO 〜 2001/8 |
この辺りは、砂ぼこりのなかに無造作に(と我々にはみえる)商品をならべた屋台のような店がならびます。テーブルに山積みにされた、Tシャツやアラバスタなどのお土産もの。しばらく行くと、次第に日用雑貨に変わり、赤ちゃん靴の店、サンダルやかばんの店などなど。エジプトの人は、結構スリムに感じるのですが、ここで売ってた女性用パンツが、派手な色あいで、しかもドデカイ!LLサイズ専門露天かなあ(^_-)
ろばにひかせた荷車が、擦れ合うくらいのところを通り過ぎ、そのたびに、足元を気にしつつ道路脇によけて歩きます。お店の横に瓦礫の山があっても、彼らは気にしないらしい。 ツーリストも少なくなった頃、大通りへ出てしまいました。現在地を確認しようと、ポリスに尋ねると、英語が通じない。このやりとりを聞いて、人だかりがしてきちゃいます。我々のガイドブックを覗き込んで、大声でいろいろと訊いて来ます。みんな親切ね。もとの道(ムスキ通りでした)を少し戻って、途中で左へ、ハーンハリーリの迷路の内部へ入り込みます。 ベニスのような感じ。それがもうちょっとゴシャゴシャした感じ。シーシャ(水パイプ)を吸う人で込み合ったカフェもあります。思いのほか、ケムケムと煙があがるものです。ちょっと怪しい阿片窟のようです。 宝石やかばん、香水や骨董・カーペットやさんなどが、この辺りは露天じゃなくて、びっちりと店舗が並びます。翼は、銀細工のお店で探し物。(彼は、地元商店街のお肉屋さんのお兄ちゃんに「エジプト行ったら、魔法のランプ買ってきて!」と頼まれたのを本気にしているのでした)さすがにアラジンのランプはありませんでしたが、自分用宝の小箱をGETしてました。 ハト料理を食べに行こうとTAXI乗り場に出た7:30頃には、ガーミアに灯がともり、とっても美しいフセイン広場でした。 記 2001/12/31 |