カイロ博物館(エジプト考古学博物館)〜 EGYPTIAN MUSEUM/CAIRO 〜2001/8 |
翼がとっても楽しみにしていたカイロ博物館。入り口では荷物チェック・金属探知。兵隊さんに名前をきかれ、翼が“アナ ツバサ”と、覚えたての挨拶で答えると、「モンダイナ〜シ!」と日本語で言ってくれました。
まずは2Fをぐるり。翼はスカラベの飾り物や、アヌビス・ホルスの小さな像など、走り回ってお宝をさがしてくれます。“エジプトの像で立ってるのは、みんな左足を前に出してるんだよ、ほら、これも、これも・・・”と、発見を興奮して報告。たしかにそうなんです。このあと、旅行中、遺跡をめぐって立像をみるたんびに、翼は片足の出し方を確かめてました。
ツタンカーメンのマスクは、さすがに美しい。東京でのエジプト展みたいに混んでなくって、ゆっくり心ゆくまで眺められるのは、真夏のシーズンオフのせい?ぐるりと回って、何度も眺めていた翼は、下から内側をのぞき、“目のところ、穴があいてるかと思ったのに、全然あいてないよ”と意外そう。舞台とかで使うものとは違って、ミイラにかぶせるマスクだものね。 そしてミイラ室MUMMIESへ。カメラやVTRは預けます。イモホテップ、セティT世、ラメシスX世・・・みんな歯がきれい。ラメシスU世は、爪もとっても綺麗でびっくりです。Queenのミイラには目が入れてあって、髪の毛もついていて、ちょっとコワイ。いやあ、でもどのミイラも干からびてないんです。硬い彫刻のような、つやつやした感じ。 樹は大きな目を見開いて、“ねえ、どうしてミイラなんて作ったの?” 魂がもどってこれるようにだって、と答えると、“骨のままでも、ひとつひとつひ名前を書いておけばわかるのに”だって。去年みたローマのカタコンベを覚えていたらしい。 動物のミイラ室もありました。こちらは空調も利かせてなくて暑いまんま。犬のミイラなど、「そのへんにいる野犬に、こんなのいるよね〜」って感じ。ちょっと細目あけてて、生きてるようです。ペットの猿とかワニとか猫とか、いろいろありました。 1Fも本当に大量のお宝が、ごっそりと無造作に置いてある倉庫のようで、見飽きません。朝一番から2時過ぎまで、たっぷりと楽しみました。 カイロ博物館 etc情報
記 2002/3/3 |