Aboriginal Art

〜Nourlangie /カカドウ 〜 1999/8

翼6歳 / 樹4歳

ボワリビジターセンタにて: Handのモチーフ。翼は自分と同じ大きさの手を見つけてお気に入りです





独自の文字を持たないアボリジニ。カカドウには、1万年も前の壁画が残っています。

Ubirrも有名なものの一つで、そこからのアーネムランドを一望する景色も最高!とのことでしたが、今回はもう一つのポイント、ノーランジーロックで半日たっぷり過ごしました。

Nabulwinjbulsinj:おんなの人 食べちゃうSprit

一番のお気に入りはこちら→・・ナーブル・ウィンブル・ウィン。
立て看板によりますと、

Nabulwinjbulwinj:
is a dangerous spirit who eats females after striking them with a yam. 

これ、女の人食べちゃう神様なんだってさ、というと、じっくりと鑑賞し “ひえ〜、チンチン丸だしだよ〜!” と大喜び(-_^:)  翼の絵日記にもしっかりと、そのレントゲン画が、鮮明に模写されていました。

翼はいろんな質問をしてきます。
“ここで描いてた人はもう、死んじゃったの?” 
>そうね〜でもその子ども達は今もいるよ〜 

“ここに住んでたの?” 
>うん、雨季には雷や嵐、それに暑さから逃げる場所だったんだって
 

“レントゲンって昔からあったの?” 
>無いのにこんな絵描けて、不思議だよね〜
 

“あ、この絵ちょっとヘン。失敗した〜ってぐちゃぐちゃにしたみたい” 確かに子どもが描いて消したみたいなものも発見。その傍らでは、樹が 《写ルンです》 を片手に、カメラマンになりきってました。このほか、おおきなトカゲやへびさん、小さなあり塚にはカナヘビみたいな小さなトカゲ...と、お子ちゃまにはタマラナイWalkingスポットでした。


ディジェリドュ。大きな木管楽器です

KAKADUでも、Darwinでも、ショッピングの時間はほとんど取らずに遊びまわっていたのですが、帰りのトランジットでケアンズ市内へ出た時に、アボリジニ・アートが目にとまりました。DAVID HUDSONさんの絵翼が模写した絵どれを見ても、なんかじんわりとしみる良さがあります。

その中で、Rueのお気に入り、そして 翼が “これがいい!これなら僕、描けるから” ということで1点、買ってきました。

スタイルとしては、中央オーストラリアの点描の絵。作者: DAVID HUDSONさんは、ディジェリドュの奏者でもあります。

アボリジニの民族楽器ディジェリドュは、独特の音色を出す魅力的なもので、これも持って帰ってきたかったなあ。

ノーランジーロックへの行き方:
  • Jabiruからは、車で KAKADU Highway を20kmほど行き、左へまがって10Km。すべて舗装道路です。 

記 1999/9/1


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