サーカス、でも JUMPING CROCODILES〜アデレードリバー/ダーウィン 〜 1999/8 |
KAKADUからDarwinへ戻る道すがら、もうダーウィンに近いアデレードリバーの 【ジャンピングクロコダイルクルーズ】 に乗ってみることにしました。カカドウでは、本当に自然のままで餌付けすることもなく、野生動物を見るというスタンスですが、ここでは、多摩動物園のライオンバスのように、お肉を使ってワニのジャンプ姿を見せるのがウリ。サーカスみたいな、観光客を喜ばせる見世物だよな〜と思いながらも、しっかりと楽しませてもらいました。 船は二階建て。1Fはガラス貼り(そうよね、素通しだったらワニに襲われちゃうよね)、2Fはオープンデッキ。私達は2Fへ上がりました。どろんとした色の川は、いかにもワニがうようよいそうです。 お姉さんが大きなお肉の塊を船の上でカットし、なが〜い棒の先のロープに縛り付けます。それを釣り糸のように垂らして水に数回、つけると...ユッサユッサと岸辺からワニが泳いでやってきます。 食いつきそうになる寸前に、す〜っとお姉さんは上手にロープを引き上げます。するとつられてワニがジャンプ!Come on Boy とか、Beautiful とかお姉さん、ワニ君たちにお声をかけながら、船はどんどん進みます。はじめは怖がって私の影に隠れていた翼と樹も、何頭かジャンプするうちに、Myカメラ(写真屋さんでたくさん貰った《写ルンです》を、お子ちゃまに1台ずつ持たせてた)片手に、船の右舷へ左舷へ、ワニのやってくる方向めがけて走り回ってます。手すりの隙間から落っこちるんじゃないかと、こちらがヒヤヒヤ。 本当にたくさんのワニがこの川にはいるものです。近寄ってきても、あんまり小さい子はパスされてます。“大きな、ジャンプの上手なワニになって、出直しといで!”って感じです。一抱えもあるような肉の塊がすっかりなくなるほど、多くのジャンプを次々と見ることができて飽きません。 ワニだけでなく、ワシ?トンビ?もいっぱいやってきます。ロープのお肉を水につけないで吊るすと、バサバサっと飛んできてくわえていきます。また、サイコロ状にしたお肉の残りを空中にまくと、何羽もの鳥さんたちがワ〜っとやってきて、上手に空中で食べている光景も壮観です。 |
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記 1999/9/1 |
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