ロリキートの迫力

〜 カランビン野鳥園 〜 1995/12


1995年のロリキート

親だけ楽しそうで、2歳の翼とまだ5ヶ月の樹の怖がる顔といったら!オーストラリアは気に入っていて 「また行きた〜い」 と言う翼も、ロリキートというと 「とりしゃんが、こうやって、こうやって」 と頭に手をやって、もう餌付けはしないぞ、とばかりにずっと主張していましたが、2年後にまたまた再会(右下:泣かずに頑張ってるぞ!)。ツアーなどに入ると、ムービーワールドやシーワールドとの組み合わせ観光で、半日も過ごさないカランビンサンクチュアリは、絶対はずせないお勧めの場所です。

広い園内にカンガルーがのんびり横たわり、ワニが川を泳ぎ(これはレンジャーさんだけが入ってる柵の中です)、そしてプレデターが出そうな亜熱帯ゾーンには様々な鳥が飛び集う、文字通り野鳥の楽園です。のんびりと歩いていると、レンジャーさんが木立の中を指差していろいろ教えてくれます。

道端で一休み!と、部屋から持ってきた冷凍パイナップルなどつまんでいると、のっそりとエミューが覗きに来ます。食事ができるエリアでも、鳥があんまり来ないように、一応金網で囲われていますが、《そうです、檻の中に人間が入るんです》、その隙間をくぐって机の上には、くちばしの大きな大型の鳥さんや小鳥がやってきて、ホットドックのパンくずをおねだりします。

ワラビーはとてもかわいくて、お子ちゃまが葉っぱを手に近づくと背中にとんっと抱きついたりしてびっくり。また園内には、かわいい汽車が走っていて、風をほほ一杯にうけて走りながら回りの動物や鳥を眺め、『あ!ぴょんぴょんカンガルーさん、ばいば〜い!』 とおおはしゃぎです。

1997年 再会!

さて、ロリキートの餌付けTIMEは朝と夕方、一日2回あります。8:30開園直後と、16:00頃。周りの木々に羽を休めていたロリキート達。レンジャーさんが蜂蜜に浸したパンを金属のお皿にのせて私達に手渡しはじめた途端、バサバサ!という羽音とともに舞い降りてきます。すごい数です。決して人間をつついたりはしませんが、肩・頭・腕と10数羽のインコちゃんにとまられるのはすごい迫力。足の爪も結構鋭いので、すこし痛い。頭などはツンツンとなかなかの刺激で育毛マッサージになるかも。お皿には群れで乗っかるのでとても重くて、お子ちゃまを抱っこしながら片手で支えるのが大変でした。

いやだいやだと騒いでも、ロリキートグッズを買って大事に持ち歩いていたお子ちゃま。家に帰ってからもロリキートのマグネットを片手に 「トコトコトコ、いっきのとこにきますよ〜」 と手や肩に乗せています。次に行くときには自分でお皿を高々とかざして、ロリキートと遊べるかな?


カランビンへの行き方アドバイス:

  • GoldCoastからは、パシフィックフェアなどを通る 1A のバスに乗ります。入場券と往復のフリーのバスチケットのセットを購入すると割安です。これは、バスに乗って運転手さんに言えばその場で購入して利用できますし、ホテルのフロントなどでも売っています。私達が泊まったコンドミニアムでも扱っていて、バスで買うよりさらに割安でした。

記 1998/8/11


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