子どもに返る〜 死海(エインゲティ・エインボケック) 〜1992/7 |
エルサレムからエーラットへ移動する手段として、Eddge
Tourの日帰りツアー【Masada & Dead Sea】 に参加してエインゲティまで行きました。
Dead Sea の入り口には、CAUTION
! 目や口に水が入ったら、すぐにライフガードのところへ行け、とか Don't
splash ! とかの注意書き。わあ〜ドキドキ。幼き頃 “科学と学習” などで見て、不思議だな〜と思っていた死海が目の前です。 入ってみると、ワ〜オ!!! 本当に手足が自然と水の上に出てしまいます。プカプカ、ぷかぷか。口のまわりについたのを、ちょっとぺロッとすると、苦いしピリピリとした辛さ。新聞を読むスタイルが一番楽チンで、なかなか他の体勢には移れません(小学校の頃から、どうしてもこれ、やってみたくて、ビーチにいた人に、ヘブライ語の新聞を貸してもらいました)。バランスをとらないと、ばちゃんと入ってしまいそう。泳ごうなんてすると、死んでしまいそうです。
ひとしきり楽しんでから、泥塗り場へ。みんな水着だけきれいに残して、真っ黒になっておどけています。四角い井戸のような中に、ドロドロと真っ黒でタールのような泥。暖かくってニュル〜。この泥は、ミネラルたっぷりで美容に大変良いそうです。化粧品としても貴重だそうです。この泥を身体にぬり、そのまま辺りを歩いていると、すぐに乾いてパックになります。 泊まったのは、エインゲティから少しバスで行った、エインボケック。ここはもっと水色できれいな海(湖)。立派なリゾートで、おじいさんやおばあさんも一緒にのんびり浮いています。対岸はヨルダン。ぼ〜っと浮いていて、流されてヨルダン兵士に捕まった人がいる、なんていう噂も、本当かもねと思える距離です。
足元は、じゃりじゃり。手ですくってみると、すべて塩の結晶です。フィルムのケースに入れて、そっと持ちかえってきた 「死海の塩」 は、今でも JUNTAの家の冷蔵庫で大事に保存されています。 いつまでも立ち去りがたい死海。お子ちゃまが小学校高学年くらいになったら、是非連れて行きたい場所です。 エインゲティへの行き方:
記 1999/1/30 |