牢獄めぐり探険〜 ドゥカ-レ宮殿/ベニス 〜 2000/8 |
これまで4回入ったのですが、全てツアーの半日観光で連れて回ってもらったデュカーレ宮殿。おかげで、ぐるぐるといろんな部屋や広間を見て回ったなあ、溜息の橋を通ったなあ、程度しか、実は記憶に残っていませんでした。 いつ行っても長い列ができているサン・マルコ寺院は後回しにして、さっと見て回ろうと宮殿に入りました。黄金階段(Scala d’Oro)を登り、振り返って、床が立体的に見えるだまし絵を眺めて、当時のガイドさんのことなど思い出してました(すっごくかわいい金髪のお姉さんでした。見たい?)。 2階は初めて眺めた(気がします)。官房、国家監視官、ガレー船の装備担当などの本部だそうな。大きな地球儀もありました。 広い部屋(大評議の間)はどこだっけ〜と言いながら、いくつもの部屋を巡り、天井の絵画を眺め、馬のよろいとか、機関銃・やり付きピストルなどの武器庫を見て出てくると、その広間。 |
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(ここで、いきなり“おしっこ〜”攻撃。トイレは入ってすぐの階段踊り場にあるので、またまた順路を走って逆行...このトイレの窓から、溜息の橋がすぐ上に眺められます。ゴンドラから歌声など聞こえてきて、場所はナンですが、なかなかの風情) さて、広間へ戻って溜息の橋、そして牢屋の入り口へ。急にお子ちゃま達の質問が、熱心になります。
牢獄(Prigioni)は、迷路の館です。6人部屋や3人部屋、そして独房。これは本当に真っ暗で、環境悪そう。夏でもヒンヤリするのですから、冬はさぞ寒かったでしょうね。 石にライオンを彫ったものなど、囚人が残した作品もあります。貴婦人やサンマルコ広場を描いた、プロのようなデッサンもあれば、翼のほうが上手だなあ、なんて思う超へたっぺ(失礼!)なのもあります。 あまり説明書きもなく、当時を再現するような模型もないのですが、とても想像を掻き立てられてお気に召したようで、順路をめぐって4階建の牢屋を一巡したところで、“もう1回行く!” じっくりと牢屋の雰囲気を堪能したデュカーレ宮殿でした。
記 2000/9/15 |
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