やはり見た者でないと !

〜 青の洞窟 /カプリ 〜 2000/8


【みた人でないと、あの神秘的な色は分からない】 などと、これまで何度もきかされていたカプリ島の青の洞窟。午前中の早い時間がBEST!だけど、波が高いと船が出ないので、滞在中に見れるといいですね、と送り出されて、でも4泊するから大丈夫だろう、なんて全然心配せずにいました。

それが、2日間欠航。もしかして見れない?!なんて心配になっていた夕方、“GROTTA AZZURRA開いてます!”のお知らせ。 16:00でしたが飛んでいきました。(実はこの日、翼くんは38.3℃のお熱を出して部屋で寝ていたのですが、「僕も見る...」と頑張ってでかけました。あっぱれ!)

後ろに見える小さな穴が入り口
青の洞窟 入り口
マリーナグランデのチケット売り場で、青の洞窟までの往復チケット(9000リラ)を購入し、15人くらいかな、モーターボートで出発。左手に崖が切り立つ景色や、カモメが波に羽を休めているのを眺めながら約20分。
胴元?!
胴元にはらう

洞窟の前には何艘もの小舟。順番に、家族などグループ単位にボートから小舟に乗り移り、船頭さんに、1人あたり入場料(8000リラ)+漕ぎ料(7550リラ)を払います。このあと、船頭さんはこのお金を胴元舟(?)に渡します。この後で船頭さんにトントンっとチップをはずむと、なが〜く洞窟内を回ってもらえて、歌までついちゃいます(^_-)-☆


洞窟の入り口は、ほんとうに小さくて、船頭さんがぴんと張ってあるチェーンを伝って、波の頃合いを見計らっています。“あっったま、きをつけて!” と、ここだけ日本語で船頭さんが叫びます。みんな船の底にへばりつき、一気に中に滑りこみます。そして暗い洞窟内に入ってホッとして入り口を振り返ると...

Grotta Azuraうわぁ〜っ...と全員からため息が漏れました。太陽の光を底から反射して、ほんとにクリアなブルーに不思議に輝いています。浅い所で6m、深いところは20mの深さ。目が慣れてくるとかなり奥行きのある洞窟です。1周回ってから、“Special Round for you!” 結局奥まで行って、さらにもう一回り。Mamma♪などなど唄が次々くりだされ、他の船頭さんたちともハモったりして洞窟内をこだまします。

中にいた時間は約10分。堪能しました!出てきてから、やっぱりこう言ってしまいました 【みた人でないと、あの神秘的な色は分からない...】


翼は熱で具合が悪かったにも関わらず(ちょっと船酔いもしてしまいました)、とても気に入ったようで、翌日も入れると分かると、「もう一回行く!」。結局JUNTAは3回も、それぞれの時間の青の洞窟を楽しめることとなりました。

* 漕いでまわってくれた陽気な船頭さんたち *
7/31 16:30担当
陽気でとっても歌が上手!
8/1 10:00担当
Ciao!投げキッスくれました
8/1 13:30担当
一生懸命解説してくれました


青の洞窟への行き方アドバイス:
  • 船は思ったほど揺れませんでしたが、お子ちゃまには2度目には、酔い止めを飲ませました。薬を飲んだというだけで、気休めになったようです。
  • アナカプリまでバスで行って、そこからタクシーで青の洞窟の上まで行くことも可能だそうです。山側から階段を伝って小舟に乗る人の列がありました。カプリ〜アナカプリはバスで15分。そこから車でまた15分ほどだそうです。ただし、アナカプリ間のバスはとても混んでいて、そして暑いです。

記 2000/8/15   


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