CA' MACANA

〜 仮面/ベニス 〜 2000/8


左下が「旅情」の舞台
インディ 最後の聖戦 図書館ロケ

 バルナバ広場(Campo San Barnaba)へ行きました。ここは、翼と樹が大好きなインディージョーンズ最後の聖戦の撮影に使われた所。現在、中は博物館になっていて、キリスト教の宝典など展示されています。翼は、十字架の細工にいたく感激して、長い間ぐるぐる見て回りました

運河にかかる橋のたもとは、【旅情】恋のお相手の骨董店。今は額縁屋さんになっていましたが、映画のまんまの店構えが残っているのに感激。このショーウインドウに、真っ赤なベネチアングラスがあったのよね。そして、ここでキャサリンヘップバーンが運河に落ちたんだ〜なんてね。

  

翼:「この人、生きてる?」
マスク屋さんのディスプレイ

この橋をわたって少し行った所に、仮面屋さんがありました。ベニスのおみやげにひとつ、と中へ。すごい数と種類のマスクが、お店のなかに所狭しと飾ってあります。なんかちょっと不気味〜なんて思いながら、手にとって見ると、ものすごく軽いんです。プラスチックみたいなツルツルの感触を想像していたのですが、ざらざらっとした軽い紙粘土。

やってみた〜い...
マスクの型取り

奥の部屋では、大きな仮面(馬の頭)を創作中。助手に教えているところだったようですが、翼と樹が近寄って見てると、いろいろと説明してくれました。

おおきなブルーの紙に、はけで白いノリを塗り、型の内側に貼り付けてゆきます。凹凸の部分をうまくカバーしていくために、紙をちぎりちぎり、ぺたぺたぺた。貼っていく紙を持たせてもらいましたが、1m×1mくらい。結構な厚みがあって、重たいものです。

紙を貼っては、隙間に空気が残らないように、丁寧に伸ばしていきます。鮮やかな手つきなので、とっても簡単そうにみえますが、やったらきっと難しいのでしょうね。

これを乾かして、それから絵付けをするのだそうです。“おいで(^_-)-☆”とお子ちゃまを手招きして、乾燥させてる部屋にも入れてくれました。

僕たち、こわい?
被ってみましょう

それにしても、いろんな種類があります。天狗みたいな鼻がぼよーんと長い仮面や、目の部分だけ覆うレーシーで怪しい雰囲気のもの、ピノキオなどカワイイなりきり仮面など。紙だけでなく、皮のマスクもあります。顔にあててみると、とっても不思議な魅力がありますね。機会があれば、仮面をつけてカーニバルの頃に街を歩いてみたいものです。

ひとつのつもりが、結局、家族全員分の仮面を買ってきました\(^o^)/

記 2000/9/30

CA' MACANA

購入した4つの仮面。素敵でしょ!
1番のヴァポレット:Ca'Rezzonicoから歩いてすぐ。
Calle delle Botteghe, Dorsoduro 3172
TEL: +39 041.277.61.42
http://www.maskvenice.com
  Email: camacana@maskvenice.com

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