紙幣の用意はしっかりと!

〜 Metropolitana /ローマ 〜 2000/8


駅の構内
地下鉄構内

 オペラ座近くのホテルに宿泊していたので、Metroは存分に活用しました。ローマには、A線とB線という地下鉄があって、これが主要な観光地をうまいこと、結んでくれるので、ぶらぶら歩きに疲れたり、お子ちゃまの急なリクエストで次なるポイントに急行する時など、とっても重宝。

 乗車券はバスと共通です。一日乗車券(6000リラ=約400円)というのもあって、いずれも駅の自動販売機で買えます。この販売機がくせもの。画面表示で英語/イタリア語/ドイツ語など選べるようになっていて、オペレーションを説明してくれますが...


子どもは7歳でもタダということで、大人二人分を買おうと、手持ちの50000リラを入れると、too high とか出ちゃって買えない。イタリア到着翌日だったので、まだリラ札に慣れてなくって、“もしかして、間違えて5000リラしかいれてなかったかな?”なんて思いながら表示を良く見ると、2000リラ札までしか受け付けないんだって。きゃへ〜そんなに1000リラ/2000リラ札、持ってない。マシンは一応、購入人数までセットして、まとめ買いできるようになってるのに...

「券売機」と、左の黄色いBOXが「刻印機」

駅員さんに両替を頼んでみましたが、駅員さんの所にはお金は置いていないらしく(危ないからかもしれませんね)、「外へ出て、バールかTabbachiで両替してきて」 と申し訳なさそうに言いました。この時、朝の8:30。地上に出てみても、マック他お店ももまだ開いていない。いたのはリヤカーで果物や新聞を売ってるおじサン。ミネラルウォーター買って、“地下鉄乗るから、両替して!”と、1000リラ札を10枚もらいました。

お札を握り締め、さあてもう一度。は〜?券売機にお札を、一枚ずつ入れて行くんだけど、はじきだされるもの多し。みると手書きでわさわさ描きこみがあるもの、セロテープで留めてあるもの、いろいろ。さっきの駅員さんが飛んできてくれて、“古すぎるお札だから...” も〜う本当にすまなさそうに外を指差してます。さっきの売店のおやじさんに ancoraときくと、綺麗なお札ないよって。タバコ屋さんが開いたので、やっとのことで一日券を買うことができました。私達の前後にも、何人もの発券サポートをしていた駅員サン、毎日ご苦労さまです(^^;)

教訓:ホテルのレセプションで、あらかじめ綺麗な小額紙幣を用意しておきましょう!


 駅の構内はわりと薄暗い。シェルターのように長いエスカレーターでホームへ下りる駅もあって、お子ちゃまたちは、“こわい!こわい!”と歓声をあげてます。電車の車体外側は、まあ、誰がいつ描いたの?というくらい落書きがいっぱいのものが多い。車内はクーラーが無いので混むと結構暑かったな。

それから駅に着いた時、ときどきドアが開かないことがあります。通勤の人は慣れたもので、ドンドンっと戸を内側からたたくと、プシュッ〜と開いてました(ホームにいて乗ろうとしたドアが開かない時用には、車体外側のドア横に、オープンするためのボタンがありました)


Metro利用のアドバイス:
  • 切符を購入したら、刻印機で入札した日時をカチャット印字させます。1日券を買った場合は、初めの一回だけ刻印し、二回目以降は、駅員さんに見せるだけで入ります。
  • 駅員さんに、“ジプシーがいてよくトラブルがあるので、Attentione!” と言われました。時間帯によってはかなり混雑するので、カメラはカバンに入れ、貴重品は取り出しにくい奥に入れてしっかと抱えるようにしましょう。
  • 子ども料金(2003年) 10歳以下は無料でした。
記 2000/8/18
追加 2003/9/10


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