Liquore　di　Limoni

どこもお花でいっぱい！

カプリからバスで１５分ほどのアナカプリ。ブランドショップがたくさん並ぶカプリに比べて、素朴な感じのする街です。

えへっ！子どもの特権だ〜い

山を背に、アナカプリのバス停から右手へ、Villa　San　Micheleへ向かう途中に、とても広々とした素敵なお店があります。様々なボトルが並んでいるので香水のお店かなあ、と思ったら、レモンチェッロ（Limoncello)というお酒を売っているのでした。奥は瓶詰めの工場になっています。

　レモンチェッロは、レモンの皮で作った甘口のリキュール。店頭で、ギリシャ彫刻みたいなチャーミングなお姉さんが、４つの種類のレモンチェッロを試飲させてくれました。それが今、フリーザーから出したてって感じのキンと冷えたボトル＼(^ｏ＾）／

1. 黄色く透明なもの：　さらりとした飲み口
2. 白いドロリとしたもの：　クリーム入り。デザートの替わりになりそう
3. オレンジ色のドロリとしたもの：　クリーム入り。メロンテースト
4. 茶色のドロリとしたもの：　クリームいり。チョコテースト

お子ちゃまも欲しくて、カウンターに伸び上がって“頂戴！”　出したその手をお姉さん、にこにこペシっとたたいて　No,　No！(^^;)

甘いけど、結構強いお酒です。３５°くらいあるのかな。ほんの一口ずつの試飲ですが、食道のあたりがか〜っと熱くなりました。

かわいいボトルがいっぱいあって、迷ってしまいます。タツノオトシゴや魚、星、月、バイオリンやシンプルな三角錐ボトルなど。リュックに背負って手荷物にして帰れる？と相談して、かわいいビン入りと、実用をとったワインボトル入りを買ってきました（どちらも１本20000リラ≒1000円強）。

一緒に写真とっていい？ときくと、にっこり。Ｃｉａｏ♪とお姉さんと手を振り合って別れた翼と樹に、Rue：“いいよな〜子どもって”と言うと、“パパも一緒に撮りたかったの？”だって。

　夏の夜、Dinnerのしめくくりに冷た〜いレモンチェッロをきゅっ！おちょこのようなレモンチェッログラスも冷凍庫でキンキンに冷やして．．．

• di　Ignazio　D'Esposito&C.　　Viale　Axel　Munthe,16　80071−Anacapri

記 2000/9/8