太陽がいっぱい サンタンジェロ

〜S.Angelo / ISCHIA 〜 2003/8


 ホテルのプール&テルメでのんびりも素敵なのですが、「イスキア一番の美しい海」という言葉に惹かれて、サンタンジェロへ出かけてみました。
3輪タクシー。とっても気持ちいいんだ
三輪タクシー!やっほ!

 サンタンジェロは、島の南端。ホテルのあるForio地区からタクシーだと40ユーロ!(イスキアのタクシー代は、東京より高いくらいです。きっと夏の2ヶ月間くらいが勝負の島で、一年分をこのときに稼ぐのでは・・というのがJUNTAの想像)というので、ホテルからForio港まではタクシーにして、そこからバス(1.2ユーロ)に乗って行くことにしました。

Forioの新聞屋さんで切符を買ったら、すぐに CS(Sinistra 左回りという意味です)バスが来て乗り込みますが、なかなかの混雑。停留所で看板みても、駅名がよくわからず、運転手さんに「サンタンジェロついたら教えてね」と頼みに行くのが、かきわけまた大変。

かわいいサンタンジェロ
サンタンジェロの街

 サンタンジェロは、賑やかな、ちょっとカプリみたいなかわいい街です。道々、タイルのお店やガーリック・唐辛子のお店などが並んで、カメラを向けていると、「僕を撮って!」とおじちゃん達が手を振ります。翼は  を売ってるお店を見つけて、JUNTAに買って〜のラブコール。でもここは観音崎ではないので、「捕まえたってしょうがないだろう」というRueの一喝で断念。

 桟橋からみても、お魚がいて「ここで遊びたい!」という二人をなだめ、まずは、険しい海岸線に沿って延びる、一番きれいという マロンティ(lido di Maronti) へと水上タクシーで。
太陽がいっぱいだ〜
翼 アランドロン
カプリには猫の額ほどの砂浜しかないのに比べ、イスキアには長く続くビーチがあるのですが、いや〜、ナポリの運ちゃんが言ってたのは正解。足の踏み場がないほど、パラソルがひしめき合っています。

 砂地なので、磯派の翼と樹は、「魚いな〜い!」。しばらくプカプカ遊んでから、沖でぶらぶらしている水上タクシーを呼んで、すぐサンタンジェロの磯へと戻ります。

 マロンティでしょうか、それとも、もうひとつ途中に立ち寄った浜でしょうか。アランドロンが「太陽がいっぱいだ〜」とつぶやくラストシーンのロケ地は、このあたりの浜辺だそうです。翼もアランドロンになりきったつもりですが、もう少し憂いが必要かな?!


 サンタンジェロの桟橋から正面へ行くと、岩をうがった階段が。水を買ったところでおばちゃんに訊くと、「山には登れないけど、少しあがってから下へ、海の方へはいけるよ。でもAttentione!気をつけて」。

太陽に照りかえる白い砂岩を越えて、磯遊びスタートです。


おっと危ない

 命の水

 

 

 いるいる!あ〜あ 網があればなあ、と言いながら、翼と樹はシュノーケルでばしゃばしゃ。銀に水色のラインが入ったお魚や、ベラみたいなヤツなどたくさん。被っていた海用の帽子でピシャピシャすくいながら。しまいには、針つきの釣り糸をみつけてきて、帽子ですくった小エビをつけて、釣りまで始めました。

 サマータイムで日の長いイタリア。19時になっても真昼のようなので、なかなか帰路にはつけませんでした。


   
サンタンジェロへの行き方アドバイス:
  • 桟橋のところに Il Pirato というレストランがあります。とてもおいしいと評判なので、できれば、まずランチをいただいて、その後、海遊びという工程がベストです(JUNTAはお食事したかったんだ〜ここで)。シャワーもありましたが、ちゃんと着替えられるような場所は、見当たらなかったので。

記 2003/8/23


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