やっぱり不思議 La TORRE di Pisa

〜 ピサの斜塔 〜 2006/8


 中世の世界七不思議のひとつ、ピサの斜塔。フィレンツェから電車で1時間ちょっと。
 美術館が一斉にお休みの月曜日、ぶらりと出かけてみました。
ちゃんと押さえているように 見える?
ワシは、ヘラクレスじゃ〜

ピサ中央駅から、途中でお水など補給しながら、徒歩20分ほど。家並みの屋根の上に、斜塔の先端が見えたときは、お〜っと思わず足を止めました。みやげ物などのお店の通りを抜けて、開けた芝生の広場にそびえる姿をみて、もう一度 お〜っ!

 ここでは、誰もが写真を撮らずにはいられない、という感じで、いろんな国々の人たちが、これまた一様に、手を挙げてカメラに収まっているのが、愉快です。

左: 樹のように、倒れないよう両手で押さえるポーズがポピュラー
右: 最初は “絶対、僕はやらないからね。なんか、ワザとらしいというか、いかにも・・・見たいな・・・” と冷たく言い放っていた翼も、みんながとても楽しそうなのに釣られて、新しい一本指ポーズを披露。


真下から見る斜塔
 斜塔は、傾き防止工事が終わって登ることができます。事前にサイトから日時指定で予約できるのですが、ばたばたしているうちに、出発間際になってしまい(サイトからの事前予約は、16日前まで、です) 当日現地で取ることにしました。 定員制で 20分ごとに、40名ずつ。11時過ぎにチケット売り場に並んで、14:40のをGETできました。

 
係員について先頭をいく 翼と樹

周囲に建つ魅力的な、カテドラルや礼拝堂(後ほどUPしますね)を回ったり、昼食をとったりして、時刻の10分前に集合。カメラ以外の手荷物は、チケット売り場横のロッカーに預ける必要があります。前の組と、階段でぶつかり合わないよう、中とトランシーバーで連絡をとる 係員の“Andiamo(行きましょう)!”の合図で出発です。

狭い階段をあがっていくと、あら〜っ。まっすぐに歩いているつもりでも、途中で足元の傾斜が、右下がりや、左下がりと 半径ごとに変わり、その度に左側の壁⇔右側の壁 に寄りかかってしまいそう。“こんなに曲がってるんだ”と実感。

所々 外周りを歩きます。以前は手すりが無かったらしく、高所恐怖症でなくとも、さぞや怖かっただろう高さです。

割と淡々と、一気に上って行くので、ビデオを回しながら着いていくと息が切れます(年取った・・・)

上から眺める景色は、絶景です。

さて 頂上です  
 
あ!動いた動いた! あれが僕達の影だ〜 真ん中 ガラス板の下はず〜っと空洞だよ

芝生に写っているのが斜塔の影。その影のてっぺんにポチリと人影=右に左に身体を動かしてる翼と樹の です。足元の幅は人がすれ違える程度、手すりといっても頼りないですが、頂上は傾斜が無いように調整されているようで、思ったほど腰が引ける感じはありません。

てっぺん内側、私たちの立っているすぐ後ろは空洞になっていて、鐘つき台になっています。たっぷりと高さと景色と、不思議感覚を味わって、再び係員の声かけで地上へ。約40分ほどの とても楽しいツアーでした。


■ピサの斜塔: オンライン予約

   http://www.opapisa.it/boxoffice/index.jsp
   カレンダーを選んで、時間もばっちり指定できます。16日〜45日前まで可能。
   スケジュールが確定していたら、また、特に月曜を予定していたら、利用度大。
   料金は予約料入れて17ユーロ。ちなみに 現地で購入する場合は15ユーロ(2006.8現在)
   8歳以下は、内部見学はできません。落ちたら大変ですからね。

■ピサへの行き方

   フィレンツェからの列車は、頻繁に(30分おき程度)出ています。
   時刻表はこちらでチェック
        → http://www.trenitalia.com/en/index.html
   駅からのアクセスについては、こちらが大変参考になりました
        → http://www.welcometoscana.com/jp/generalCj.html
記 2006/9/18


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