あなどれない【チャンカナブ・ビーチ】

〜 コスメル 〜 1998/9


フレンチエンジェルフィッシュ コスメルでは主に、宿泊先の Fiesta Americana の中にあるダイブハウスで、一日2本のボートダイブをしていました(2Tank $50)。ねむりざめが岩陰に、そして フレンチエンジェルフィッシュや 大きなグルーバーがゆ〜ったり泳ぎます。白い砂丘に太陽が照ると月世界のような神秘を感じさせる トルメントス、サンタロッサロブスターやキングクラブが一杯の ユカブ、そして サンフランシスコ・ウォール

 朝8:30に出かけて、2本潜って戻り、ゆっくりランチ&ビーチでシエスタ。そして夕刻になると起き出して、ダウンタウンへ繰り出し、Beer&Seafood。極楽♪ ごくらく♪

 一日くらいはと、ダイビングの予約をせずに、レンタカーで島内の遺跡など巡った日の午後、“チャンカナブで、タンク借りてきままにビーチダイブするか?” と、それほど期待はせずに、15:00頃にエントリー。
キリスト像。大きいよ! まずは、沖の方めざして進むと、海の中にとても大きなキリスト像があったり、マリア様の像(こちらは小さい)がありました。敬虔なクリスチャンという訳ではない 我々にとっても、なんとなく神秘的な力に打たれるような気持ちがしました。

マリア様〜みはるかす限り砂地が続く中、ところどころの岩影には、白いおいしそうなお魚が群れをなし、ちっちゃいくせにFight!の すずめだい君 をからかったり、と〜ってもひとなつこい黄色と黒のペアの ハタちゃん と遊んだり(彼らは、わたしのニコノスのグリップを輪くぐりして遊んでいた!)、とっても楽しいんです。

ただ、タンクをレンタルしてくれたおにいちゃんに “ターボンがいるよ” と教えてもらっていたのですが、気配がない。1時間ほどぶらぶら楽しんであがり、もう一度、ターボンのいる位置を確かめると、なあんだ、方角がちがった...
海岸沿いのブイをたどって、も〜っとも〜っと進まなきゃいけなかったんだ〜。

エアも100、残ってたし 「もう一本いくか!」。 ターボンに会いに出かけました。
エアを節約するために、えっせえっせと水面移動。洞窟の手前で、向こうから来たガイドが “ケープの中にいる!”と伝えてくれました...急に冷たい水が落ち込んできていて、オイルを流しこんだみたいに、ユラユラ水がゆらめいて、全然前が見えない。このケープは、公園内の池につながっているのですが、地下水がちょうど落ち込んでくるので、とても冷たい流れがあるようです。ちょっと暗くなってきたし、不安になって出かかった時、来たか???かます でした…

残念ながら、かますでした。

この日は会えませんでしたが、後日(私が一足先に帰国したあと)、Rueと Milkyさんは ターボンとの感動の対面を果たしたのでした。彼ら曰く

【写真ダイバーにも、パルケ・チャンカナブ!】 
あなどれません、とのことでした。


チャンカナブ公園でのダイビング:

  • タクシー又はレンタカーで。公園入場料は 56ペソ、タンク1本 54ペソでした。
    (1ペソ=15円 '98/9当時)
  • コスメルは、北の一部を除いて国立公園ですので、魚や珊瑚その他、“Don't touch!”。
    グローブの着用は×で、素手で潜ります。

記 1999/1/8



 
メキシコ目次へ JUNTAのHOME-扉のページへ
もっとコスメル♪ Mexico目次 HOME