びっくりしたこと〜 コスメル 〜 1998/9 |
入国審査
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メキシコにも、なかなかおいしいビールがたくさんあります。Tecate、 Superior、Sole、Colona等など。レストランでは小瓶にライムを突き刺して出してくれます。それを瓶の口に押し込んで絞り、びんのままか〜っと飲む、おいしい!さわやかな酸味がこたえられません。部屋に冷蔵庫はなかったのですが、製氷機があったので、スーパーでビールを買いこんで、飲むちょっと前に流しに氷をいっぱい入れて冷やします。ビールのCMみたいです。
その日(1998年9月1日)も、夕食の前にスーパーへ買出しにいきました。オレンジジュースやパンと一緒に、ビールをかごに入れて歩いていると、制服を着たおじさんが “No Beer...” と申し訳なさそうに言います。 “Why?Why can't we buy beer?” ビール好きの Rueの表情は真剣そのもの。でもおじさんは人の良さそうな笑いを浮かべて “No...” というだけ。Milkyさんは、「WhyときかれてNoと答える...できないTOEICの試験思い出しちゃったよ」 と言って笑ってます。
そのうち Rueが 「そうか!これはビールじゃないっていってるのか」と言った途端、みんな納得。この夜は今まで飲んだことの無い、赤い缶を手に取ったのですが、ジュースだったのかもね。 “Thank you !” とおじさんの肩までたたいて感謝の意を表したRueとMilkyさん。早速、いままで飲んだことのあるビールの缶と交換にいったのです。すると今度は、もう少し若い青年がやってきて “No cerveza”とスペイン語で言ってます。またか?今度の青年は全く英語が駄目で、こちらもスペイン語はだめなので、お互い通じなくて笑い出しちゃいました。
そうこうしてると、奥から年配の女性がでてきて、「9月1日は大統領が○○(よくわからなかった)で、ビールやお酒は売れない。明日ならOK」 というような事を言ってくれました。なあんだ、それならビールの棚に張り紙するとかしとけばいいのに。といってもスペイン語で書かれていても同じかあ。
★選挙の前の日とか、大統領が声明を出す日などは、ビール・酒の販売や飲酒が禁止されるそうです。レストランや観光客も区別無く適用される(のが本当)らしい。それでも紙コップにビールをいれてストローをさして出す店なんかもあるそうな。
まあ大きなとかげちゃんに会いました。こちらが近づくと、のそっのそっと逃げて行きますが、ひとかかえもありそうな姿は、超迫力です。宿泊していたホテルのビーチにはいませんでしたが、チャンカナブビーチでは、日光浴を楽しむ人達のチェアの間を行き来しています。お昼寝していて、ふと目を覚ました時に、目があったりしたらギョッとしちゃいますよ。色はだいたい砂の保護色ですが、何を考えてるのか、鮮やかなオレンジ色のドラゴンもいました。
記 1998/9/28