びっくりしたこと

〜 コスメル 〜 1998/9


入国審査

押しボタン式装置アメリカ経由でカンクン空港で入国です。パンパンっとスタンプを押してもらって、出口はどこかしらと見回していると、女性職員が2人立っていました。そばに立ててある、人の背丈くらいの押しボタンがついた信号機のようなものを指差しています。私がボタンを押すと、ブザー音とともに赤いランプが点灯してしまいました。“On the table...” といって会議室にあるような長テーブルを示します。私は咄嗟になんのことか分からなくって “Me?” と聞いて上ろうかと思っちゃった。“NO! Bag!”。首を振りながらスーツケースを指差してます。ははあ〜ん、税関だったのね。後から来た人たちも、この信号式検知機で、青いランプの人は素通り、赤いランプの人はカバンを開けての検査です。まさか指でボタンを押したときの反応を感知して...というわけではないでしょうね。乱数かあ。当たりをひいてしまいました。
 メキシコは案外、重量オーバーにもうるさいようです。

ビール“No Beer” 事件

流しで冷やすビールも最高!

メキシコにも、なかなかおいしいビールがたくさんあります。Tecate、 Superior、Sole、Colona等など。レストランでは小瓶にライムを突き刺して出してくれます。それを瓶の口に押し込んで絞り、びんのままか〜っと飲む、おいしい!さわやかな酸味がこたえられません。部屋に冷蔵庫はなかったのですが、製氷機があったので、スーパーでビールを買いこんで、飲むちょっと前に流しに氷をいっぱい入れて冷やします。ビールのCMみたいです。

その日(1998年9月1日)も、夕食の前にスーパーへ買出しにいきました。オレンジジュースやパンと一緒に、ビールをかごに入れて歩いていると、制服を着たおじさんが “No Beer...” と申し訳なさそうに言います。 “Why?Why can't we buy beer?” ビール好きの Rueの表情は真剣そのもの。でもおじさんは人の良さそうな笑いを浮かべて “No...” というだけ。Milkyさんは、「WhyときかれてNoと答える...できないTOEICの試験思い出しちゃったよ」 と言って笑ってます。

そのうち Rueが 「そうか!これはビールじゃないっていってるのか」と言った途端、みんな納得。この夜は今まで飲んだことの無い、赤い缶を手に取ったのですが、ジュースだったのかもね。 “Thank you !” とおじさんの肩までたたいて感謝の意を表したRueとMilkyさん。早速、いままで飲んだことのあるビールの缶と交換にいったのです。すると今度は、もう少し若い青年がやってきて “No cerveza”とスペイン語で言ってます。またか?今度の青年は全く英語が駄目で、こちらもスペイン語はだめなので、お互い通じなくて笑い出しちゃいました。

そうこうしてると、奥から年配の女性がでてきて、「9月1日は大統領が○○(よくわからなかった)で、ビールやお酒は売れない。明日ならOK」 というような事を言ってくれました。なあんだ、それならビールの棚に張り紙するとかしとけばいいのに。といってもスペイン語で書かれていても同じかあ。

★選挙の前の日とか、大統領が声明を出す日などは、ビール・酒の販売や飲酒が禁止されるそうです。レストランや観光客も区別無く適用される(のが本当)らしい。それでも紙コップにビールをいれてストローをさして出す店なんかもあるそうな。



ドラゴン
鮮やかなオレンジ色

ドラゴン

まあ大きなとかげちゃんに会いました。こちらが近づくと、のそっのそっと逃げて行きますが、ひとかかえもありそうな姿は、超迫力です。宿泊していたホテルのビーチにはいませんでしたが、チャンカナブビーチでは、日光浴を楽しむ人達のチェアの間を行き来しています。お昼寝していて、ふと目を覚ました時に、目があったりしたらギョッとしちゃいますよ。色はだいたい砂の保護色ですが、何を考えてるのか、鮮やかなオレンジ色のドラゴンもいました。

記 1998/9/28



 
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