快適な空の旅

〜 乳児・幼児編〜


 海外旅行は、日頃の生活からちょっと離れて、ワクワク・どきどき楽しいものですが、子どもを連れての長い飛行時間&逃げ場のない空間を、いかに快適に過ごすかは、なかなかの問題ですね。思いつくことを、順次書き足していきますね。


●事前に航空会社に頼んでおくこと:

1.チャイルドミール/ベビーミールのリクエスト
搭乗予定の前日までに、航空会社に チャイルドミール/ベビーミールなどのリクエストを入れましょう。赤ちゃんの場合にも、月例にあったベビーフード(ヨーグルトや瓶詰めベビーフード、果物など)を用意してくれます。旅行社がやってくれる場合もありますが、各航空会社に電話しておけば確実です。リクエストを入れておくと、ちょっとしたおやつなども(飲むタイプのゼリーなんか)、用意しておいてくれる親切な航空会社もありました。
2.その他のリクエスト
フードのリクエストの時に、そのフライトで受け付けてくれる内容を確認してみましょう。紙オムツのサイズは勿論、銘柄指定まできいてくれるところもありました。粉ミルクも用意してくれます。
3.座席はどうするか
ビジネスクラスにする余裕があれば一番でしょうが、当家ではいつもエコノミー。2歳までは、座席を取るか迷うところですが、インファントで正規運賃の10%だけ払って旅行をしていました。席を取らなくても、比較的空いている時期を狙って、座席を確保する手をお勧めします。

●飛行機に乗る前に:

1.とにかく遊ばせる 空港で遊ぼう
機上の人になったら、とにかく寝てもらいたいもの。そこで、空港に着くまで & 着いてからも、なるべく遊んで回りましょう。成田第二には、搭乗直前の場所に、小さいですがプレイルームがあります。遊具やサッカーゲームなどあり、喜んでました。
空港ロビーも、恰好のかけっこ運動場。多国籍の子ども達と、なにやら意思疎通を図ってよく遊んでいます。
2.ベビーカー
航空会社にもよるので確認が必要ですが、機内に持ちこみ可の場合は、ベビーカーは持っていったほうが楽です。出入国審査などで列に並ぶ時も、お子ちゃまはすぐ駆け出して、ゲートをくぐってしまったり。乗せておけば書類を書くときや、親がトイレに行く時も安心です。これまで利用した航空会社はみな、機内で乗務員が預かっていてくれました。
3.チェックイン
なるべく早めに空港へ行き、チェックインしましょう。カウンターの方に、それとなく “混んでますか〜” と尋ねると、余裕があれば、2歳までの子どもの分をとってない場合でも、1席確保できるように配慮してくれます。(例えば3人での旅行の場合。3席並びの席の、窓側と通路側をひとつ飛びで押さえてくれるなど。こうするとよっぽどでないと、間に人は入りません)

●飛行機の中では:

ぐっすり、ね! 1.離陸
気圧の変化で不機嫌になるお子さんを何度か見かけました。赤ちゃん時代は、おしゃぶりや哺乳びんでミルクを飲ませたりしてたのがよかったのか、我が家のお子ちゃまはトラブル知らずです。幼児でしたら、キャンディなどより、あごを動かす グミキャンディなどの方が、効果があるように思います。(いずれにせよ、子だましGoodsとしてキャンディ系は、携帯必須!)
2.機内食のタイミング
チャイルドミール/ベビーミールはたいがい、希望を聞いた上で、大人よりも早めに持ってきてくれます。まずはお子ちゃまのお腹を満たすことが先決。子供が小さい場合は、大人の分は、あとで持ってきてもらい、ゆっくり食べることにします(ビールorカクテルだけもらって)。
3.ミルクの調達
割と年配で子育て経験のある乗務員だと、哺乳ビンを渡してミルクを作ってもらっても適温のできあがりですが、若い方だと時々熱湯状態で、それもナミナミと作ってくれてしまうこともありました。お湯はいつでも貰えますから、次のミルクのために湯ざましの作成準備を。(哺乳ビンを2つ持ちこみ、ひとつを湯ざまし作成用とする。飲んだら作るをぬかりなく!)。これを持参の上、配膳室へ行けば、待った無しのミルクタイムを余裕で迎えられます。
4.最後の切り札
どうしても眠らず、ぐずぐずして飽きてしまった時。お子ちゃまには内緒で用意しておいたおもちゃを取り出します。うちの場合は、1歳頃はがま口におもちゃのコイン・プラスチックカード(パチンパチンと飽きずに出し入れしていた)、2歳〜3歳はトミカのミニカーセット(うちは働く自動車専門)やヒーロー人形、4歳〜はジグソーパズルやお絵描きGoods(こうなれば、旅も楽なもの)。
記 1999/6/1



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