せみの羽化 〜 Tsubasa 9歳 〜
    


 夏休みには、いろんな生き物と出会いました。近所のお肉屋さんのおにいちゃんが、ミヤマクワガタをくださったり、とのさまばったをい〜っぱい捕まえてきて、毎日イネ科らしき雑草をとってきて飼ったり、Dayキャンプで行った公園の(どぶ!?)川で、げんごろうやミズスマシを捕まえたり。
 なかでも、JUNTAも初めてだったのが、せみの羽化。背中が割れて、出てきた生まれたてのアブラゼミは、真っ白くて、ふちがJUNTAの大好きなグリーン。羽も縮れていて、とても柔らかそう。それが、見る見るうちに、普通のセミの形になって、色も茶色くなり・・・ 次々と列をなして成虫になっていく光景は、月明かりのなかで、とっても幻想てきでした。

  

 翼はあわててスケッチブックを持ち出して、熱心に色鉛筆で書き留めていましたが、夏休みも終わりに近づいた頃、宿題の自由研究をなににしようか悩んでいた時、「そうだ!あのセミの絵を切り取って、木もつくって貼りつけよう!」。翼の学校の自由研究は、調べものでもいいし、工作でもなんでも可。

 発砲スチロールの筒をあつめてつなぎ合わせ、スプレーで茶色に着色し、本物の枝とせみの抜け殻も拾い集め、制作開始です。羽化しているセミの絵を、いっぱい複製して、厚紙にはりつけ、ぺたりと貼ろうとしたとき・・・

 「マグネットに貼り付けて、取り外しできるようにしよう!」 金属のビスを埋め込んで、やってみると、なかなかその角度も、本物チック。

 おやつも忘れて作ること、数時間。できあがったオブジェは、高さ50cmくらい。学校がはじまって、一人では持っていけず、JUNTAがランドセルやらほかの荷物もちをするはめに陥りました(~_~;)


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