映画のような街

〜 シディブサイド(チュニス) 〜 1990/10


ジェルバ島から帰る日は、本来TAXIで空港まで行くところを、ClubMed.から やはりこの日に帰国するツアーバスに便乗させてもらいました。チュニスまで飛び、6時間程の空き時間があったので、街に出て美術館でも行こう、と思っていました。
 同行したのは、ジェルバ島で仲良しになった ポルトガルのSusan&Pedro夫妻。Susanはとっても世渡り上手で、な〜んと便乗させてもらった イタリア人ツアーの半日観光に、私達ともども潜りこませてもらえることに! タダでLunch付きです。ローマ時代のコロッセオのような遺跡や、大統領官邸などを、イタリア語の解説でまわりロバくんながら、シディブサイドの街へ。
(4人増えても座席あるし、と乗せてくれるなんて太っ腹!私のへたっぴいな片言イタリア語にもニコニコ相槌を打ってくれるし、イタリア人はいいなあ)

 シディブサイドは絵のような街です。白壁、石畳の曲がりくねる道には、いろんな色の花が木を飾っています。カフェでは、男の人が水パイプを吸っていて、これまた、とってものどか。水パイプこの水パイプ、ガラスでできた筒のような本体フィルタ部分(1mくらいあるかな)は、カフェの棚にずらりと貸し出し用に並んでいて、口でくわえる部分が “Myパイプ”。ここだけ各人、持参しているようでした。どんなお味なのでしょうか?

 イタリアンツアーは、日本人向けとは違って、とっても小さいこの街の自由行動でも、たっぷり2時間。
ぶらぶらとSusan達とお店をひやかしながら歩きます。

Pedroは古美術商なので、おもしろい解説がきけます。ザビエルが種子島に銃やらを持ちこんだ MOMOYAMA-Periodの話とか、日本の歴史も詳しくて、(恥ずかしながら)受験も倫社政経に逃れたJUNTAは、話しを継ぐのに必死です。
(Rueは、理系のくせに 日本史世界史選択の変り種でしたが、あまりフォローしてくれないんだから(-_^:)
素敵!やっぱり女優さんね! 途中で映画の撮影現場にゆきあたりました。チェコの映画会社で、チュニジアの歴史モノをとってるとか。女優さんがとってもチャーミング!!(でしょ!!)
スタッフの一人が、私が買って手にもってたデーツを見て、“それ、おいしくないよ” だって。(職場のおみやげにしちゃったけど、結構いけたでしょ?)
ミントティーのポット

 ミントティーを作るポットが気に入りました。アラジンに出てきそうな雰囲気です。店のおにいちゃんは、75TD(当時:1ディナール=110円) と言ってきました。

JUNTAが 『15TDにしよう』 と言うと、隣でRUEが 「あんまりかわいそうだよ」。そこで 20TD から始めて、結局 25TD で買ったんだけど、後で空港で見たら、11TD...ほ〜ら、JUNTAの方が見る目あるもんね〜。
記 1999/02/20

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