小学校最後の ほんとに最後の 運動会

July 15th. 2007
GWあけてから、毎日の宿題「音読」に加えて、親がチェックサインする宿題が増えました。「組体操の練習」。布団の上で、樹は 苦手な逆立ちの練習や、決めのポーズを、“ほいっと、ほいっと”と掛け声をかけながら、頑張っていました。

リレーの選手を決めるタイムレースに向け、どきどきしながら、陸上部の翼に スタートの切り方や腕のふりなど、何気にアドバイスをもらう毎日。ぎりぎりで代表に選ばれ、張り切っていました。

運動会を1週間後にひかえた金曜日。会社に電話が入りました・・・
「樹くんが、階段で足を怪我したので、外科へ連れて行きます」 と。
ずいぶんと腫れて、結局 足の甲にヒビが入っているとのこと。運動会は見学 ということになってしまいました。涙なみだの樹。見学なんていやだから、運動会の日は休む!とまた涙。

足より心が痛い!ヒビ

全治3週間。運動会までは1週間なので、「そうか、2週間雨が降り続けば、順延になって、運動会に出られるかもね。」と JUNTAが馬鹿なことを言うと、やっと少し元気を出して、てるてる坊主の逆吊り=降れ降れ坊主をつくっておりました。

土日は、トイレに行くのもJUNTAの肩につかまり、リハビリ開始。固定したところが痒い(そしてちょっとクチャイので、ファブリーズしたりして) 靴は履けないので、大きなウォーキングサンダルを靴屋さんで調達。商店街のお肉屋さんからも、“どうしたの?!”と声をかけてもらって、何度か 治ったら運動会にも出たい と説明しているうちに、本当にがんばっちゃおうと思ったみたいです。

月曜からは、びっこを引きながら、サンダル履きで学校へひとりで通いました。まず階段を上るのが上手になり、水曜日には、かなり普通に歩けるようになり、そしてなんと、100m走もこっそり走ってしまったら・・・同じ組で1番になっちゃったと。

外科で再診してもらう木曜日。行くと、先生「なんか、全然痛そうじゃないなあ、どうだ、どうだ」と、グイグイ患部を押す。レントゲンをもう一度撮りましょうと、先生 ちょっと怪訝そうに頭をかく。  結果は、「治ってるなあ。まあ 普通にしていいよ」

若いって、すごい。 にこにこで、快晴の運動会を迎えました。

走った、走った! とっても気持ちよさそうでした。組体操もとっても立派。
徒競走も、リレーも。リレーはちょっと バトンミスがあって、涙も流しましたが、最後の運動会、本当に悔いなく出場することができて、赤組も優勝 ・・・ よかったね。 

よっしゃ〜!

がんばれ〜!

    
 
これがとってもおもしろい 「ヘビの皮むき」
走っていって、チェックラインまできたら、こんどは、最後尾から順々に寝そべる。
みんな後退しながら 全員 寝そべったら もう一度 後ろから起き上がり 走る!

こちらは 1年前の運動会です


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