きゅうり大好き、マンマも大好き! 初めてお子ちゃまを実家に預けての旅行から帰ってきました。久々の私に、樹はぴょんぴょん跳ね回ってまとわりつき、『マンマ〜!マンマ〜!どこいってたの?』 とニコニコ、Kissの嵐です。ちょっとクールに迎えた翼も、樹が眠ってしまった途端 『マンマ〜抱っこして〜』 と甘えてきました。おお、よしよし “マンマも家をでて、すぐからもうずっと、翼と樹の写真見て、会いたいなあって思ってたんだよ” と言うと、『ふ〜ん』 と満足げな顔。そしてこう言ったのです。 『パパの写真は見ないんだ...』 なかなかの真実を突いています(^^;)

飛行機・空港 ふ〜

September 11th. 1998

Cozumel最高! メキシコのユカタン半島の突端にある一大リゾート、カンクン。その沖合いに浮かぶコスメルは、ふ〜PARADISOS!7年前にくらべて随分とダウンタウンにはおしゃれなお店が建ち並びましたが、それでもとってものんびりしたいい島です。コスメル情報は 旅の記録 のコーナーで後日公開!。
ところで今回、コスメルまでの往復で、成田〜シアトル〜マイアミ〜カンクン+カンクン〜ダラス〜成田と計5便でアメリカン航空のお世話になり、カンクン〜コスメル間はエアロコスメル(メキシカン航空)のお世話になりました。その中で感じたことを数点。

アメリカン航空: コストダウン対策に感心!

 いやあ、なんといっても機内食の容器の簡素化に驚きました。エコノミーを利用してますので、勿論プラスチック容器なのですが、それがコンビニのお弁当などに使われている薄い容器に変わっているんです。使い捨てですね(違うのかなあ)。7年前に同じようなオフシーズンにカンクン往復をしましたが、その時と比べて今回は、実に7万円強も航空運賃が安かったのですが、この容器を見た途端、経営努力にうなったわけです。

飛ばなかった...

 はじめて、ボーディング後に 〈飛行機がメカトラブルで飛べない〉 という経験をしました。旅程の最後、ダラス 11:00A.M.発予定。スイス航空が墜落した直後で、同じ機種だったこともあり念入りにチェックしたのでしょう。シートに座って1時間後、『メカニックのチェック中です。あと15分したら、終了までにどれくらい時間がかかるかはっきりします』 とアナウンスがありました。15分後、『まだわかりません。あと30分お待ちください。』 この夏、最高の暑さ 42℃を記録した HEAT !ダラス。点検のために冷房を切られた機内は、徐々に温度も上がります。そしてシートに座って2時間後、『この飛行機では全く飛行ができません。次の対策を考慮中です』。南米などからのトランジットの人は、アメリカ出入国の手続きをしに外へ出て行きました。むむ、帰れないかも。

 こんなことなら...実はこの飛行機、搭乗前に 「日程に余裕があるお客様2名様ほど、明日の飛行機と交換していただけませんか。ホテル代は航空会社がもちますし、$2000の座席をご用意します。」と案内があったんです。出社を1日あきらめて、この話に乗っとけばよかったなあ。

 結局は、空港の近くのHYATTホテルで昼食を出してもらい、東京からこの日の午後に到着する飛行機で成田へ、ということになりました。6時間遅れで、成田着は8:00P.M.。結構つらい時間ですが、とにかく帰れる! しかし飛行機って、そうそう交替できないんですね。ダラスはアメリカン航空の本拠地ですし、ガレージにきっとジャンボ機の空きなんて一杯あって、1機に問題があれば替わりがすぐ出てくるものと素人考えしてました。そして、飛ぶ前に不調がわかって本当によかったな。

搭乗員さんにちょっと苦言

 行きの飛行機に乗ると、私の隣に座った男性客がスチュワーデスさん(成田〜シアトルだけ日本人搭乗員がいました)に尋ねました 『タバコを吸えるところはありますか?』 すると待ってましたとばかりに早口で 「アメリカン航空では X年のX月から機内全面禁煙となっております」と非難顔でにこりともせずに答えました。男性客はしゅんと首をすくめて、スチュワーデスさんが通りすぎてから小声で連れに 『つめて〜』。そうです、彼は目的地までの13〜14時間、タバコが吸えないことよりも、スチュワーデスさんの応対にショックを受けたのでした。

 機内での2度目の食事の時間。私の少し後方で男性が、日本語の堪能なアメリカ人スチュワードさんに尋ねました。『なにがあるんですか』 するとスチュワードさん 「メニューに書いてありませんでしたか?」 それだけ。メニューは確かに搭乗した時に配られましたが、私もはっきり言って朝食のメニューまで目を通してませんでした。まわりでテーブルに運ばれたのを横目で見て、〈シリアルかパンだな〉と察してオーダーしたのですが、きっと彼は軽い気持ちで確かめたかったのでしょう。おんなじセリフばかりいって回らなくちゃいけない辛さは分かります。でも 先ほどの文句と 「シリアルか暖かいパンです」 というのとでは、後者の方が短い!スチュワードさんの思惑通り(?)、以降 ほとんど注文したり、何か尋ねる人はいませんでしたが、ちょっと変だと思います。もしかして、わかりきったことを尋ねられて答える、というのは アメリカの 〈サービス〉の提供項目に入ってないのかなあ。でも、帰りのダラス〜成田の これまた日本語の流暢なアメリカ人スチュワードさんは、にこやかなすばらしい応対だったから、たまたまなんでしょうね。

メキシコのお国柄?

 帰路のカンクン空港でのこと。出発予定時刻は、14:45。チェックインカウンタで 『今日のフライトは1時間遅れています』 と言われました。そのつもりでゲートへゆくと、掲示板には On Timeと表示されています。自分の英語力の乏しさも手伝って、もしや定刻どおりなのかも、と不安になり、結局当初の出発時刻までゲートの付近でぶらぶら。英語のできとは関係無く、アメリカ人もメキシコ人も結局みんなゲートで不安げにたむろってしまったので、座る座席もありません。そして14:45が過ぎました。私は隣り合ったご夫婦と目をあわせて、“On Time means Delayed..”と苦笑いをしたのでした。

するとゲートの出発案内が、イベリア航空の別便に変わってしまったのです。さ〜あ大変。次々と人がカウンタの人に詰め寄ります。どうもカンクンのシステムは、離発着の実際の運行状況とは全く連動してなくて、予定だけを電光掲示していたようです。


 乗ってる時間がどんなに長くても、いつもは飛行機大好きなJUNTAですが、『今回はちょいと疲れたぞ』 のフライト報告でした。


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