いぶすき菜の花マラソン 100点満点

昨年は、3月開催だった、「第1回 鹿児島マラソン」でスタートしましたが、今年は正月明けすぐ 1月8日の「第36回いぶすき菜の花マラソン」が初戦。

制限時間は8時間と長めですが、かなりのアップダウン。でも、14,118名受付のうち、12,491名が完走。女性も4,000人ほどですが、その完走率が高い大会というのが頷ける、テンションのあがるお気に入りとなりました。毎年1月の第2日曜日開催です。

φ(..)メモ /宿泊&エントリー
  • 大会エントリー: 10月1日〜11月末 ¥5,000  いぶすき菜の花マラソン公式HP
  • 指宿(いぶすき)は、鹿児島駅から電車や車で、一時間強。温泉で有名なので、泊まってゆっくりと思うわけですが、なにせキャパが追いつかない、宿は取りにくいです。パッケージマラソンツアーもありますが、今回は、鹿児島市内に宿泊(温泉と洗濯機が大魅力のドーミーイン鹿児島)
  • ゼッケン番号ひきかえ: 前日および当日朝も可能です。
    鹿児島駅から、大会バスが 朝5:00に出発、6:00すぎに会場到着です。尚、同じ頃に電車もはしっていました。

体育館でゼッケンを引き換え、荷物は貴重品だけ(有料ですが)預けられます。それ以外は、床や2階の観覧席などに置いておけます。そして、この日は朝、ううう、雨。とにかく、すごい人なので、場所取りが大変です。ピクニックシートを持っていきましたが、なんとか椅子席を確保できました。

この大会で、初めて体験だったのが、「ネットタイム計測用ICタグ」。これが紙シールなんです。雨だし、ぼろぼろになったりしないかと、少し頼りない感じなのですが、両面テープの台紙をはがし、靴ひもに通して輪っかにして、末端の部分を貼り付ける。ゼッケン番号が上になるようにして、円形をつぶさないようにして完成。よくある、ワイヤーねじねじも不要で、靴紐もはずさなくてよくて、なかなか快適でした。

φ(..)メモ /トイレ

体育館内には、入り口と側面にもトイレがありましたが、雨ということもあり、特に男性は長蛇の列!お勧めは

  • 体育館を出て左にちょっとだけ出たところに、仮設ではないトイレ、あります。男性様式もウォシュレットだったと(だんな談)
    誰でもトイレもあります。
  • スタート地点に早めに向かい、「いぶすきこころの湯」近くのトイレに行ってしまうのも、手

スタート地点は、体育館から競技場トラックをつっきって、しばらく歩きます。あんなに土砂降りだった雨も、だんだんと弱くなり、青空まで見えてきて、お手製の「ゴミ袋かっぱ」がいらない感じに。気温も高く、菜の花もすでに満開です。

2017大会は、瀬古さんが激励をとばしてくれました。

自分のブロックにたどり着くことが、混雑でできません。かなり後ろの5時間目標ゾーンに潜り込んで 9:00スタート! それからもノロノロ。START地点まで、4分以上、そして、普通に走りだせたのは、6kmすぎという大渋滞。グループ参加がとても多かった。

コースは、スタート直後から小刻みにアップダウンがつづきます。でも、ひとつひとつが短いので、いやになって歩く感じではなく、「よっしゃ!」で上り、下りでまた景気づけ みたいな感じです。

12kmすぎからの池田湖、この時間帯はまだ、残念ながら開聞岳が雲にかくれてしまっていましたが、その後 太陽も明るく輝き、日焼け止めを塗ってこなかったのを激しく後悔しながら^^; 景色を楽しむRUN。


走っていると、「もう少しいったところで、焼酎飲み放題だよ!!!」と告げるおじさま。え〜っ(^^) ほんと〜っ と、足が不思議と前へ出る。

26km手前でしょうか。浜田鉄工所さん。コースから左に、工場へ誘われ、吸い込まれ。
そこに並んでいたのは・・・

なんだろう、お魚? にこにこと近くのランナーさんが「これ、めっちゃ旨いですよ。食べるべし」。炭火でよい香りに焼けたカツオの腹皮。うんうん、これは旨い!! 手前はかき揚げ? <がね>というんですって。お芋の天ぷら。そして、そして、やかんで注いでくれる芋焼酎。「大丈夫、お湯で薄めてるから(^^)」とおじちゃん。胃にしみこむあたたかさ。メドックマラソンで、ワインのみながらフル走ったので、安心して「おかわり!」

かつおのお刺身もじゃんじゃん、切ってくれて、そして即、手が伸びてからっぽ、切る、からっぽ。 ああ、ここから出たくない♪

後ろ髪ひかれながら、走り出して、しばらくすると、また私設エイド。こちらは「チキンステーキだよ! 焼き鳥!」 いいね。さっきの焼酎、もう一杯コップにおかわり、もってくればよかった。

食べたり飲んだりしながらなので、タイムは不問ということで。4時間21分でゴール。最後まで一度も「あるきたい」と思わなかったのは快挙。

完走タオルをかけてもらったあとも、おもてなしはつづきます。エントリー冊子に入っていたチケットで、おうどん・おむすび・おしるこ・焼き芋 いただきま〜す。

鹿児島までのバスで戻って宿の露天風呂にはいるか。 でも、せっかくの指宿です。


指宿駅までのバスにのり、そこから 歩いて20分くらい。砂むし会館砂楽へ。この道は、まだランナーさんが大勢、ゴールをめざして走っています。Keep Going!いいぞがんばれ!

重た熱い砂に横たわると、足首あたりが「どくっどくっ」と脈打ちます。リンパが流れ始めた感じ。走って、食べて、ちょっぴり飲ませてもらって、そしてお風呂。いぶすき菜の花マラソン 100点満点です。またくるぞ!


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