2年に一度、開催される、新潟上越でのウルトラマラソン。前回は、60kmのコースに出走。
この年は、こ〜んなに爽やかな秋晴れのもと。きもちのよいRUNを楽しみましたっけ。国分寺や商店街アーケード、お城の公園などなど、観光名所をめぐるフラットな走れるコース。
で、2016年。今年の夏~秋は、ほんとによく雨が降ります。
雨だけでなく &風 &4つの峠越え &キツめ関門制限時間… なかなかハードなレースとなりました。
大会前日10/8(土) 北陸新幹線~上越妙高駅から、シャトルバスでリージョンプラザ。 ゼッケンもらって 「いざ出陣!」
前夜祭では、日本酒の利き酒も満載、ちょっと落ち着いた雰囲気で居心地よいのですが、今回はそれには出ずに、宿(潟町)に直行。
シャトルバスは直江津駅までで、そこから潟町への電車も本数すくなく、止まっていたTAXIに料金概算きいて乗り込む。4000~5000円とのこと。
運転手さんとおしゃべりのなか、「明日の朝は、どうするの?」 タクシー予約いっぱいかもですよと。えええ! 5:30スタートなので、リージョンに4:45には来ていたい。タクシー会社に電話してくれたが、市内ならだが、潟町大潟からは早朝無理って。 どうしよう。。。
運転手さん、「携帯もってる? 番号いうから、かけてみて」と、他社タクシー会社を紹介してくれた。オレがかけるわけにいかないからさって(なんて親切)
なんとか足、確保。
宿につき、お風呂はいって7:00から夕食。潟町 高台の宿「鵜の浜温泉 三景」 美味しいお食事食べすぎました・呑みすぎました。
寝ている間も、すごい雨音… 朝は3:00におむすび朝食をとり、4:00にはタクシーでスタート地点へ出発です。
30km平坦な路を進み、4つの峠+坂を超え、雨の中 進みます。エイドはとっても充実で、温かいお茶・きのこ汁・おむすび・笹団子などなど。応援もとっても暖かくてすばらしい。でも、きつい^^;
山が終わってからの、平坦20km超がまた、きつい。
眠くてふらふらする時間もあり、93km関門はカウントダウンの中、猛ダッシュで「セーーーーフ!」。ですが、一緒に駆け込んだ皆さんや、少し前を走っていた方々、次々とリタイア。気づけば、真っ暗な道を私、一人旅。
消防のかたが、「乗りますか?」 でも、あと一時間、キロ8分で行ければ、間に合う… ゴールで悟くんも待ってるし。 すると、救急車のおじちゃん、よしっ!と私の後ろをついてくれ、歩きそうになると、拡声器で「純子さん!まだ行ける、動くよ!」 まるで、箱根駅伝の監督車のよう。
もうひと頑張り。。。
だけど、残り1.5kmのところで、13.5時間のラスト・カウントダウンが始まり。がくり
それでも、沿道からは応援いっぱい。テレビカメラのインタビューうけながら、悟くんも一緒に並んでゴール!
13分遅れたので、”完走メダルも完走記録証も出ないけど、最後まで諦めずに頑張ったね!”と、消防のおじちゃんに声かけてもらってたら…
「最後だから、これ、よかったら持ってく?」
ゴールテープ! 悟くん曰く、たくさん出たメダルより、onlyOne いいな、いいなと。
今回の大会で100km走ったみなさんの、感激を吸い込んだ布、大事にします!
さて、翌週は四万十100km!いざいざ!!!
INFO&KnowHow:
●市内のホテル獲得は、激戦。できれば、直江津、高田あたり 日程がきまったら、エントリー開始前でも押さえる準備を。
●100kmスタートまでのタクシーは、早めに予約が安心。
>> マルケータクシー(頸城ハイヤー)、直江津タクシー
●朝ごはんは2:00〜3:00など、夜中になります。宿で用意がむずかしい場合は、コンビニをみかけたら、おむすび/フリーズドライ味噌汁などGETしておく。コンビニまで車必要、という場合も多し。
●雨対策には、透明(文字なし)ゴミ袋が便利。手と首のところをくり抜いて。蒸れないしゼッケンも見えて、写真の判別もばっちり