美女と野獣の、モデルになったコンク。時が止まったような静寂の美しい村。おとぎの世界
「サンティアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路」の一つである「ル・ピュイの道」にあり、サント・フォワ修道院とドゥルドゥ川に架かる橋が世界遺産に登録されています。
村に入る前に、少し高台から全景を、トゥール・ド・ヴィルだったかな道、に車を止めて。やまあいにひっそりと、見飽きません。
この高台の少し先に、駐車場があります。
(私たちは、Hotel Sainte Foy に宿泊だったので、宿の1F駐車場までこのあと、乗り入れられました。↓ なかなか細い道&屋根の低い車庫入れ)
Hotel Sainte Foy
聖堂のすぐ近くにあるホテルは、クラシックでロマンチック。家族的なあたたかいおもてなし。そして フルーツもたっぷりの朝食がとっても美味しかった〜
街歩き
キリスト教 世界三大聖地は、ヴァチカン、エルサレム、そして「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」。我が家 これで制覇!というには巡礼路を通しての、踏破してないのでなんですが、ま、制覇ということで。
村の周囲は城壁に囲まれ、上の写真奥は、アーチが美しいバリー門(porte de Barry)、そして下は、ヴァンゼル門(porte de la vinzelle)
村の建物は、木組みっていうのかな。外壁に木枠が見える建物や、温かみのあるレンガ石積みで、童話の世界みたいに感じるんだな、きっと。
坂道と三叉路を、特に方向もきめずにブラブラ歩き。どこもかも素敵
コンクの村名はラテン語の「貝殻」。貝殻のような形の谷に位置していることから付いた名前ということです。
ホタテ貝の看板。巡礼者に一夜の宿を提供するよ、というマークらしい(今でも?) これ以外にも、あちこちに貝殻のモチーフがありました。
石畳・石造りで渋い村ですが、随所におしゃれなつくりもの。道路を隔てたこれは、渡り廊下、でしょうか。
サント・フォワ教会/The Tympanum
Abbatiale Sainte-Foy=修道院付属大聖堂
飾り気はないのですが、圧倒的な迫力です。聖堂の正面の、タンパン(正面入口上の、半円の部分)。そこには、最後の審判の彫刻がびっしり、中央にはキリストが彫られていています。
キリストのその下、向かって右下には、魔王。目をくりぬかれたり、不倫を咎められたりの地獄行き。左側は天国行きね。聖フォア=12歳で殉教した、のちに十字軍の騎士たちの酒豪聖人としても、とても人気のあった聖女も、左の側でひれ伏し祈っていると。
お昼過ぎ、車で次の訪問地 ロートレック〜カルカッソンヌへ向かいました。村を出てすぐ、とても素敵なホテル?レストラン? と見たこちら。
ミシュラン一つ星のオーベルジュ「ムーラン・ド・カンブロン」だった〜 行ってみたかったな
旅行中のお食事は、こちらに一覧〜↓
—– 2013/9/9-10 訪問 日程表はこちら☆