藤井風 USツアー/4公演 レポート

2024年3月11日 突然発表された [ Fujii Kaze and the piano U.S. Tour ]。先行販売は現地時間 3/12とあっという間で考える間なく、Challenge気分でなんとLA&NYと GETできたありがたさ。結局 現地で当日「やっぱりもう一度!」と買ったチケットを含め、それぞれ違った/いずれも最高な風さんのパフォーマンスを楽しませていただきました。素敵だった… 感じたこと 忘れないように…

文末に 「はっとした瞬間」「うっとりしたイケボ・音楽」や、LIVE旅の機会に訪れた聖地巡りの様子など youtubeにUPしたLIVE動画(ほんの一部ですが)へのリンクもありますのでお時間のあるときに どうぞ!

すばらしい舞台

⛪ The United Theater on Broadway | Downtown LA

会場に入った途端、教会にはいったような 荘厳な、歴史を感じた 。そしてぞくぞくする。とにかく美しい。外で入場をまっていたときのワチャワチャ気分が 一瞬で ふ〜っと緊張まじった静けさに。

座席は全部で1600。 3階まで広がるシアターは天井がとても高くて、見上げるとクリスタルがキラキラ とにかくゴージャス

座席番号は椅子背もたれではなくて肘掛けのひとつに記載されてるので「この番号 どっちの?」と間違える人多くて、開演直後まで 座席ひとせき移動 の姿がそこかしこで見られました(^^)

🎭 Apollo Theater|Harlem

劇場の前の歩道には、ゆかりのあるアーティストたちの名前を記した銘板〈Apollo Legends Walk Of Fame〉

入口を入ると、思ったよりもコンパクト。グッズカウンターの奥に ”歴代アポロレジェンドたちの壁”。座席は 1506。1階=Orchestra、2階・3階=Lower and Upper Mezzanine

チケットを確認されて ” Mezzanine…. 階段をあがってね” と進むも わくわく。1F… 正面はいってね にドキドキ。
舞台と座席の距離・高さも とても近い

公演ごとのいろいろ❤Memo

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観客/LIVE運営

 LA - Day1 
  • 開場予定時間になっても、着席していたのは半分くらいだったかもしれない。勝手に「時間厳守じゃないのかな〜LAの人は」なんて思ってました
  • 予定を50分近くすぎて開演。理由はセキュリティcheck。厳しくカメラ所持の人が帰されたり… チェックの列も窓口2名だったので対応追いつきませんでした
    ちなみに、同行のサンタ・モニカ在住友達の持ち物は 透明なポーチひとつ(100均でも手に入りそうなアレ)。劇場や野球観戦などカバン持ち込みできないケースも多く、また車での行き来だから余分なものは車中に置いておく というスタイルのようです
  • そんな中、バーカウンターもあるので、お客さんは結構Beerやら片手にくつろぎ(おかわりする人も多し)。場内座席エリアにも売り子さんがきて「始まると買えないからいまのうちに!」と営業
    東京Domeのビール売り子さん的
 LA - Day2 
  • 初日よりも入場窓口は増えましたが、チェックは厳しくカバンのポケット全部あけ、ペットボトルの水は廃棄(中に売店以外に飲料水を入れるコーナーは設置されていたので水分補給は問題ありません)
  • ファンカム撮影はOKと公式アナウンスのLIVEですが、この日一部の現地スタッフが「携帯での写真・ビデオだめ。STOP!」と制止に2回もまわっていました。勘違いですが、指摘された人もキョトン。歌の最中だから「いや撮影OKのはずだよ」と説明したいがそれもみな控えてました。この日のUP動画が若干 数がすくなかった?かも
 NY - Day1 
  • もうこの日はなんといっても「キーボード落下事件」
    会場の動揺→興奮→歓喜 ... 結果的には忘れがたい笑顔の演奏となりましたが
    風さんも観客にも怪我がなくて本当によかった☺
  • まつり〜風さん歌詞も飛ぶとぶ、けど 観客がうたってつなぎ。これまでEncoreはしないよと宣言してたのに Eh,Eh,思わず歌っちゃう風さんもスペシャルな夜
  • 実はハプニング《前》のまつり 歌いだしで歌詞飛び〜タッタラ♪と笑顔で歌う場面があったんです。apolloでの初日 最後の曲まできたホッ安堵?or よっしゃ!! 最後の気合 脳内炸裂?
 NY - Day2 
  • 前日のキーボード床弾き=体育会座り からのこの日は"Shinunoga-E-Wa" 真っ暗な中 うつ伏せで演奏!=文字通り ねそべり。寝そべり配信をまだ見たことない方がいたら、何が起こった?っておもったかも^^;
全体的には、英語を話すアジア系の方が多かったと感じました。男女ペア、若い男子グループも(日本での公演に比べ)目立った感じ
USツアーの開催発表がチケット販売直前だったので「Fujii Kazeをすでに知っていて足を運んだ層」そしてその友だちが集った感じ だったかもしれません。
 LA - Day1 
  • Orchestra(1F席)後方でしたが、まわりはほぼ外国(アジア系、スペイン語を話す人多)
  • 公演最後にはスタンディングオベーションでアンコールが鳴り止まず。風さんがEncoreをしないことを知らない・初めてのお客さんが多かった証。どうしてもやまないのでドンチョウが降ろされるまで、拍手掛け声は続きました
 LA - Day2 
  • 初日もですが「かわいい!」「I love you 」系よりも、風さんの音楽を楽しみ,会話を楽しみ,空気を楽しむ そんなリラックスした場
 NY - Day1   NY - Day2 
  • LAよりも日本からの遠征比率は高かったかも
 LA - Day1 
  • すごくノリノリ
  • LAのお客さんたち 大喜びを声態度で表す、最高です
    California Dreamin' で、そうきたかの歓声、 Katy Perry/California Gurls、Teenage Dreamはほんとに一緒に大合唱、コール&レスポンス。これぞ「USツアー!!!」
  • 男性からの声掛けも多く、日本語の歌にもかかわらず地元ファンが歌っていることにびっくり
 LA - Day2 
  • 風さんがとてもリラックスしていて、この日が一番、観客と楽しそうに会話してた感じ
  • ちょっとした打鍵、フェイクなどに "Wow! " "Oh!" など思わずでる掛け声(男性多し)
 NY - Day1 
  • Coverの選曲もあると思いますが、会場一緒に歌っちゃうというより「聞き入ってた」
    LAの風さんから1-2日しかたってないのにぐっと大人びた・自信に満ちた雰囲気だったからかな
 NY - Day2 
  • 前日のハプニング後、小さな女の子がぬいぐるみをあげて頭ポンポン。それゆえか最終日 Eh,Eh,歌い始めると 10代かな 女の子(ラテン系)何人かがプレゼント渡そうと舞台前にラッシュ。屈強のガードに制止されてたけれど熱心なファンが確かにUSにもいるんだな〜
 LA - Day1 
  • 照明きれいだけど真正面からでまぶしくて風さんがよく見えないこともあったとのこと
    by 2Fセンター最前だったサンタ・モニカ在同行者
    翌日わたしは2F同じような席でしたが照明控えめだった気がします
日本での事前販売では、白T/グレーT が人気だったけれど、現地の販売は 黒Tからどんどん売れていく。早速着ている男の子着こなし見ると「かっこいい、ほしい!」と思ってしまいました
サイズは M/L/XL/XXL(!) 価格は $50 なので、円安関係なくても日本での ¥5,500より高い ですね
 LA - Day1   LA - Day2 
  • クレジットカード利用はできず、アメリカに口座がありアプリ登録しているタッチ決済 Venmo/Zelle のみ利用可能
  • 私の同行者(サンタ・モニカ在)が購入。ただ 会場のネット環境が弱いのか QRコードスキャンが進まず、一人あたりの時間がかかってましたね。これも開演遅れの原因のひとつ だったかもしれません
 NY - Day1   NY - Day2 
  • 販売の様子を見ましたが、用意されたグッズの数…いや〜少なすぎるんじゃないかな。置いてあった衣装ケースの数(奥にもまだあったのかもだけど)どんどん在庫表示に✕がついて残念がってる声 からするとね

パフォーマンス🌱


 LA - Day1 
  • 一曲目「ジャズ・スタンダード"Lush Life"。僕にとって演奏・歌うこと とても難しい曲だけれど挑戦したかった。Challengeするのが好きだから♥I love challange」 US初めてのスタートをチャレンジで始める…さすが
 LA - Day2 
  • 風さんはLIVEで告知(例えばアルバム発売etc.)とかあまりしないから”TDC まだなら見たほうが(^^)” って珍しいMC。このあと続く「Over Flowing」の決めセリフ 忘れたふりして?観客に助け舟求める the more you give - the more you share のあとの言葉を 耳に手をあてて答えさせ=実はクイズ仕立てで盛り上げる(^^) 余裕とほんとにLIVE楽しんでるんだなと嬉しくおもった瞬間
 NY - Day1 
  • Workin'Hard ひき始めの第一音だけ?半音ひくい。全体は同じかな
  • クラップ(手拍子)しながら演奏・唄うのだけど ノールックでちゃんと正確にそのあと手が鍵盤の正しい場所に戻ってるのすごい!!! (どの公演もですがこの日は手元がよく見える席だったので特に感嘆)
  • (私の一推し)へでも NY-Day1 途中。ピアノ演奏だけになったからか「神様ちからをちょうだい」部分の歌詞が2度 現れました (願うはずっとここにいたい=のところから) LA-Day1・2では原曲どおりだったので もしかしたら 神への祈りだったのかしら
 NY - Day2 
  • 『満ちてゆく』の前に「この曲は難しいから」と何度も目を閉じて何度も深呼吸。この日はじめてそう話して、音叉音程で精神統一もしていたように聞こえました。どんな思いがよぎっていたのでしょう
  • この日はこれ以外にも曲はじまりを ぐっと溜めて伸ばした演奏も 何度か。自分の気持ち・タイミングの変化を聞かせてもらえるのもピアノ一本での弾き語り醍醐味
  • 1stアルバム HEHNから たくさん入れてくれました。 とくに
    「帰ろう」前奏!Dave Grusin - 500 miles (Theme from Winning)でUS Version の驚き
  • とっても jazzyなアレンジ(きらり,damn...)照明も衣装もふくめ落ち着いたトーン
  • LAでは「カリフォルニアの青い夏イメージではないけどFamilyで大好きで育った曲を」と California Dreamin'。音楽ルーツを伝える選曲 地に足ついた感じがしますね
    初日 前奏をひき始めたとき、いつも以上に会場を見渡し(どう?この曲えらんだんだけど…わかる?)といった感じで。Waoooっとみなが反応して感激の瞬間
  • ニューヨークにちなんだ曲は何かな〜と想像してはいたのですが全くはずれました
    Billy Joel - New York State Of Mind とか、Englishman In New York – Stingとか、Autumn In New York – Billie Holliday 、マイケル MJ とかかなと思ってたの
    ニューヨークシティセレナーデ Christopher Cross one with “Arthur’s Theme” そして You Don't Know My Name&If I Ain't Got You/Alicia Keys 最高でした
  • If I Ain't Got You ♪ 終わってのつぶやき
    "It's so hard yet so simple. I don't know. I yeah God bless you, Allicia!
    風さんらしく 自分にとって、人にとって大事なものって何?って 問いながら謳っているのかな〜アリシア頑張って!一緒にもがくよっていうように感じられて、素敵だなと
LAは馴染みの場所もあってか?少年らしさがあふれた感じ
NYはちょっと大人ちょっとツンデレ王子と、どんどん変化
 LA - Day1 
  • ダンガリーのようなシャツに、長くなった金髪も柔らかい雰囲気
  • 会場の熱気、舞台まで届いたのかな。途中でジャケットを脱いで投げ
 LA - Day2 
  • あら髪を切った?と最初。うしろにひとつで束ねたおだんごスタイル。似合う!
 NY - Day1 
  • (ちょっとアブナゲな)色気がただよう 。風さんに「赤と黒」似合う
 NY - Day2 
  • 風さんもお気に入りのスタイリングだったのでしょうか。Kaze: “I look good”(ジャケットの前を開いて、白いフリルのシャツを皆にしっかりと披露ポージング) Yeah!と言われると “You look good too” と返す(Lip Service♥)

現地の反応

  • LA ルックアウトで出会ったコリアン・アメリカン=今回の旅行は何しにきたのと聞かれ「LIVE」というと誰の?(伝えましたがご存知なかった)
    Fujii Kaze その場でググって何曲か聞いてから、踊ってうたいだしたのは「まつり」 次回 LAでライブやるときは 参加してるかな、彼
  • LA初日:一列 後ろのグループに声をかけられた  ”Japaneseファンのあなたはどの曲が一番すき?”
    そんな(≧∇≦)〜too hard ...でも HEDEMO-NEYO♪と答えました
    彼らもひとりずつ教えてくれた曲は Cho Si Noccha Te / Mo-Eh-Wa / Workin'Hard ..
    開演してこの夜、つぎつぎとそれらを風さんが歌った! その瞬間 彼が叫びました
    ”Kazeは聞いてたんだ 僕たちの話!” そして 前後席でハイタッチ。もう一曲だけ彼らが揚げた中でセトリになかったのは「花」
    LIVEが終わって出るときに「うしろで大声だして、歌ってうるさくてごめんなさいね」と彼の妹さんがにっこり。いえいえ、めちゃくちゃ嬉しかったです♥
  • NY入場待ち列でいっしょになったトロントの若いママ(車8h 飛ばしてきたと)のお気に入りは Workin'Hard , Damn。彼女は日本人としては「MIYABI」の大ファンと。なるほど!
    カナダでもKazeさんライブあるといいですねというと「カナダは何でも大きいの。会場もアポロみたいに近くで感じられるところは特別だから遠くてもNYがいいかも(^_-)-☆」
  • 「日本語のときも あんなにゆっくり話すの?」「ゆっくりだけど英語らしいことばを使う人ね」 by 今回 サンタ・モニカでお世話になり&同行した高校時代同級生の奥様
  • He is so nice. by NY2日目 男の子二人組 。着実に心をつかんだな
  • 短かった!あっという間だった felt so short!
  • 愛されてるんだね〜Kaze
LA – Day1 –
LA – Day2 –
NY – Day1 –
NY – Day2 –
ライン

携帯での撮影はOK (全部通してSNSにシェアすることはNG)だったのですが、その場を記録に残したい思い半分、(携帯画面を気にせず)目で耳で全部を感じるのに集中したい思いと 揺れ揺れ でした。
舞台でいつも まるで「サングラス」をかけているように見える彫りの深い風さん。それがNY最終日、はじめて白目黒目の区別が肉眼で見える神席だったので特にこの日は「ぜったい携帯画面をのぞかない」とココロに決めて臨みました(でもちょっとだけ、写真とっちゃいましたけど) LIVEのあとはホテルにもどっても とにかく 眠れなかったです♥

少しですが携帯録画したもののうち、ここで記した「はっとした瞬間」「うっとりしたイケボ・音楽」や、LIVE旅の機会に訪れた聖地巡りの様子など youtubeにUPしたものがありますのでお時間のあるときに どうぞ!

オープニング Lush Life 🇺🇸 藤井風 and the piano U.S. Tour

初日の鳴り止まないアンコールの声(めちゃくちゃ楽しげにひける風さん) NYで思わず歌わずにはおれない風さん。 Liveって本当に素晴らしい。 つぎはさあどこへ飛んでいくのでしょう(あ、まずは 日産ですね=チケット当たってないのですが^^;)

最後に、今回 ライブチケット購入のクリック合戦 がんばった折の ささやかなノウハウもメモしたので、今後また国内・海外 先着系LIVEが開催されるときのご参考にこちらもどうぞ ↓

2件のコメント

  1. 素晴らしいレポ、ありがとうございました!項目別にあとめられていて、分かりやすく、写真も美しくて、現地の雰囲気が手に取るように伝わって来ました。
    永久保存版にしたいです。

    1. >kuudyさん ありがとうございます! 
      自分の記憶の整理に(ほうっておくと、ただただ すごかった〜になってしまうので) 
      項目ごとに思い出ししてました♥

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