Travel Trouble 盗難(その2)

〜ナポリ中央駅 /ローマ中央駅 〜 2003/8


 ナポリ発車間際のトランク盗難。かなり凹んでいたJUNTAとRUEでしたが、翼と樹に「まあ、 洋服はこれからも買えるんだし。いい勉強になりましたな」と慰められて大笑い。さあて、事後処理です。

ローマ中央駅に着き、駅構内のPoliziaへ。

窓口で 「スーツケースを盗まれた」と言うと、中へ通されて質問開始。盗まれた場所や状況と、国籍や滞在ホテル名などだったかな。書類、英語でいいか、と訊かれて、紙を渡されました。

表面
申請者の基本情報と、盗難にあった詳細情報など
裏面
「どれくらいシートを離れたか」とか「列車での注意事項を列車のスタッフから受けたか」とか、「犯人の心当たり」などのチェック欄・・・表面に詳細記載したので、ここは担当がスラッシュを入れ。
【盗難および遺失物届け】 書類は1枚・両面書き

 イスキアでバサッバサッと、クローゼットから2つのスーツケースに入れてきたので、正直いって、黄色いトランクに入っていたものなんて、正確にはこの時点ではわからず。とにかく<入れていたに違いない>ものリストを書き込み、担当に渡す。彼はコピーをとって、その2枚ともにサインをして、1枚を私達に返してくれました。これでおしまい。

 「ナポリへは通知してくれるの?」というと、もちろん!とにっこりしてるが・・ 「荷物が見つかったら、連絡もらえる?」と訊くと、“この内容だったら、ありませんね。お金とかパスポートとか、クレジットカードとかだった場合はいくけど”。「荷物がみつかった場合は?」としつこく確認すると、“ローマには何日いるの?東京へ帰る前に、中央駅24番線のLOST&Found置き場に来て、スーツケースが見つかってないか、荷物を眺めにきて”だって。

ここで悟った。そう、警察での手続きは、泥棒さんを見つけるとか、荷物を見つけるとかいう手続きではないのです。保険のための書類を作る目的のみなのです。まあ、出てこないとは思っていても、ガクリ。

 こうして手続きしている間にも、入れ替わりトラブル抱えて人が入ってきます。翼が「あの女の人、泣きそうだよ、かわいそうだね〜」と、バックパック背負った少女を気にしていました。

さあ、この時すでに18時を回り、まずはホテルへ、そして 洋服を調達せねば・・・・

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記 2003/9/20   


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