楽しい ぶらぶら 夕涼み

〜 ナボーナ広場 〜 2006/8


 
甚平姿の 翼と樹
左端は ロングドレスのJUNTAよん

夏のイタリアは、サマータイムもあって、夜8時すぎまで明るいです。昼間は強い日差しで暑くても、夕食前のこの時間、す〜っと涼しい風が吹き、お散歩にはもってこい。シャワーでさっぱりした後で、ちょっとお洒落して、ぶ〜らぶら。

宿泊していた パンテオンから ちょこちょこっと歩くと ナヴォーナ広場。昼間もたくさんのパフォーマンスなど出て、カフェに座ってWatchingが楽しい広場ですが(2003年の様子はこちら)、夕方はまた、一味違った趣きです。

人だかりがしていたので、行って見ると、マジックショーをやっていたのか、おじいさんが丁度、後片付けをし始めていたところ。残念!と思っていると、その横で、スタイルのよい(なかなかのイケメン)カップルが、柔軟運動を始めました。女性の方も、筋肉むっきで、迫力。

そのうち、何かしら〜と集まっていた人だかりに、“ちょっと下がってね”と声をかけながら、赤いロープで四角くフロアをつくって、また みんなをそのすぐ回りに呼び寄せました。

ペットボトルに入った、何やら液体をらせん状に撒き、靴の裏にもつけてた。む〜 火でもつけるか?と 呼び寄せられた人だかりも、ちょっと遠巻きにしていると、始まったのは タンゴ!  

 まあ、よくお互いの足を、踏んだり 蹴ったりしないものです。靴のうらにもつけてた液体は、すべりをよくするためかな。足のあいだに すぱっとけりを入れるようなステップもすごい。とても魅力的に、赤いロープの中を縦横に踊りまわります。
 
照れながら 駆け寄る樹

何曲かのダンスが終わると、みんな満足して、チップをぽ〜ん。小銭がなくって、あげられないといったら、樹はよっぽど感激していたらしくて、日本円でもいいからあげたいと。帽子にかけより50円を入れると、それでも、よろこんでくれました。ダンスをいっしょにしない?とにっこり。日本の小銭では、カプチーノも飲めなくて申し訳ないが、まあ気持ちということで。

  記 2007/7/16


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