年間で登山口があくのは、30%程度の確率とのこと。閉まる理由は、風が強い/気温が高い/雷・雨の予報あり/救助が入ってる/祭事が行われている など。
9月10日にメルボルンから入り、1泊だけの私達には、翌朝 7時前にサンライズを見たあとのワンチャンス。登山口に向かうと、おっ 登ってますね、人。やった〜
看板には、「ウルルに登らないで」と書いてあります。でもすみません、敬意を払いながら、登らせていただきますm(_ _)m
本日のAAT Kingsツアーのお兄さんが説明します。
- 50mほど登ったら、後ろを振り向いてください。
度胸試しの坂です。ここで少しでも怖いと思ったら、
<そこが心の頂上>。無理せず下りてくださいね - 山岳ガイドはいないので、At your own RISK。
最大斜度は46度です。
万一、怪我や下りられない、となったら、自分で tripleゼロ(000)に電話してレスキュー要請してください。アリススプリングスから飛んできますので、一人あたり 税込み 1,050万円かかります
ってね。
度胸試しの坂
軍手を装着して、いざ。
最初こそ、こんな感じで歩いてますが、さすが一枚岩。結構すべるし、どんどん傾斜がきつくなる。ここですでに斜度40度 ですからね…
この最初の区間、鎖もなく、いきなり怖い。というか、『帰りはここを降りるのか。下りれるか、自分…』という感じ
ところどころ、岩の取っ掛かり(写真地面の、うすい段差みたいなの)を掴みながら、四つん這いになるように50m登る。ここで腰をおろして、水を飲み、しばし、考える。やめる? いや続行。
鎖場 足元注意
この先、岩に打ち込んである鎖チェーンを掴んで登ります。少しホッとする、けど、傾斜はさらにきつくなり
500m 続きます。上腕筋肉痛必至。
鎖は低く垂れているので、持って登ると屈んだような格好になり、う〜 腰が痛い。
自分ひとりでもビクついてるのに、3−4歳のブロンドの子ども二人を、手を引いて登っているお父さんとかいて、びっくり。
さらに1km
鎖場が終わると、傾斜はゆるくなるものの、小刻みなアップダウンが続きます。ここからは、白線に沿ってあるく。
なんとなく、白線からは絶対に、はずれちゃいけない気分になる。みんなもそうなので、白線周辺の岩は、つるつるしてる気もする。
前を歩く赤パンツは、我が次男くん。ひょいひょいと軽快に登っていく。足腰の強さか、トレランシューズのおかげか。
私は、履きつぶしたRUNシューズで、靴底はつるっつる。
後悔Ω\ζ°)チーン
たいら、かと思いきや、うねうねとした壁がつづきます。這い上がるのがやっとの所もあり、また下りは腰をおとしてしまうと、す〜っと滑ってしまい、ヒヤヒヤ。
ちょっと、私はここまでにしようかな、と弱気になる。いや、もう一度、登ることは無いから、もうちょっと。
しっかし、すごい風。ちょっと気をぬくと飛ばされそう。ごーごー。 てっぺんは、まだか〜
頂上!
見回して、第二王子がいないな。。。どこまで行っちゃったんだろう… と足元見たら、ぐふふ
でも、風強いし、帰り道心配だし、で、写真とるのもそこそこに、下山に頭がいっぱいのわたし。
- 軍手。鎖を握って身体を支えますので
- 水。冬でも何度か(安定する場所で)飲みました
- 9月では不要=虫除けネット。いませんでした、ハエ
- 靴=滑りにくいものを是非
—– 2018/9/11 訪問 日程表はこちら☆