よく、「マラソン35kmの壁」とか言われます。人間、自分の体に蓄えた糖質では足りず、ガス欠になっちゃうのもひとつの要素とか。その点、メドックマラソンのラスト5kmは、感激・涙モノのエイドステーション、なのです。制限時間ぎりぎりだと、品切れ?暑さで食材撤収ー!! (-o-\) が出たりすることもあるようですが、ジロンド川に沿った舗装道路まで、5時間ちょいで着いたペースなら、十分すぎる食・飲 楽しめました。
38km地点、最初のテントはお待ちかね、アルカションの殻付き牡蠣!
アルカッション名産なのです
テーブルに、いくつもいくつも、大皿が並び、その上に牡蠣がてんこ盛り。なくなるとまた、奥から補充。教科書でむかしみた、貝塚みたいな様相です。ひとりひとつ、とかいうのではなくて、食べ放題。大粒のプルンプルンのものもあれば、ちっちゃい砂かんだのもあり。このあたり大雑把ではありますが、ここで供されるワインは、Good!冷えた白ワインなのです。アルカションはボルドーの西50kmくらいのリゾート地とか。ここも行ってみたいな
さてお次、39kmは、ふ・ふ・ふ 肉!
走ってきた身体には、塩コショウの効いたサイコロステーキ、絶品です、赤ワインとね。奥のテントでは、どんどん 焼いたお肉をカットしてくれています。お皿に山盛りで持ってきてくれるのですが、写真 撮る間もなく、じゃんじゃんみんなのお口に。負けじと頬張る。やわらかくて、いや〜おいしい。
手づかみ、わしづかみ、手についた肉汁とお塩をぺろぺろっと舐めて、また手を伸ばす。牡蠣といい、お肉といい、なかなかエイドから走り出す気になりません。
走りだすと、先にテントが見えるわけ。「あそこまで行ったら、次のご褒美!」って思うので、みんな結構、ダッシュする。
さて、ケーキブースもあったけど、私はこちら(^^) フルーツ
葡萄は甘くて、合わせるワインは ムートン・カデ・ブラン。キンキン 染み入る美味しさなのです。飲み干すと、もう一杯いけいけ!と注いでくれます。幸せ〜な おもてなし。
そして、最後はアイスクリーム。
アイスバーを手渡されて、食べながらGOALをめざします。あと少しのところに、鏡が出ていて 「身支度ととのえて、素敵な笑顔で!」ってね。おしゃれな国であります。
これは、びっくりです。フランスならではと感心!
おしゃれ、きれいにゴールしたいでしょ、というわけ?! 姿見がコース上にって。
FINISHエリアで待っていた長男くんは「遅いなあ・・・遅いなあ・・・」と思っていたようです。ごめんね、楽しみすぎ、ゆっくりRUNで。
5時間59分でGOAL! 制限時間は6時間半。完走すると、メダルとリュックと、ひとり一本のワイン、女性には薔薇一輪、そして、赤いマイカップ。これで完走者お祝いエリアに入ることができて、ここからまたまた、宴会の開始なのです
ヽ(^。^)ノ ハッピーは続く。
フランスでも、やっぱり走った後はBeerよね。サーバからカップにどんどん。注ぎながら、注ぐ人も時々ビールのみながら(^^)。また絶対、走りたいな。優勝商品は、体重分のワイン。でも、またゆったり、もっとたくさん、ワイン飲みながら走りたいな。
ところで。。。
この日のGARMIN、ラップのまあ、ギザギザなこと。ちょろっと走っては、止まって飲む 繰り返し。一定ペースで走る定石とは、まったく間逆な。。。
2013/9/7 メドックマラソン (2014/5/3 記)