2012年に、初の100km 走った大会、四万十川ウルトラマラソン。わりと引きがよくって、ここ3年連続当選で、5回めの参加。一緒に申し込んだRUEは落選でしたが、非情にひとりで、わくわく参戦。
なのですが、大会1週間ほど前、右足が痛い…
6月のウルトラ2本のあと、久しぶりに左膝まわりに違和感。整形外科さんでMRI撮っても、まあ、少し白くなってるから、ひざ裏にチョイ水がたまってるかもだけど、大して深刻じゃないねと、言われてた。
それをかばって、右足にきたのかな… と思っていましたが、筋肉痛とはちがった、生まれてはじめての感覚。表面がぴりぴり、指です〜っとなでても、痛い。
よくみると、ちくっと虫刺されのような跡。
変な虫に刺されて、神経にきちゃったのかしらと、キンカンぬって寝た翌日、ぷちぷちが増えてる…気になったので、高校時代の同級生美人女医 近所の皮膚科に会社帰りに受診。
「あら〜 純子さん。お元気?」 って、クラス会で会った感覚の挨拶をうけ、でも 医者に受診してるんだからね^^; まあ、ほどほどの元気さよ。 で、足を差し出したら、瞬殺
帯状疱疹ね
「疲れとストレス。安静に。 やっちゃいけないことは、特に無いのだけど、冷やさないことと、ま、走らないほうがいいわね」
先手を打たれ、翌週 ウルトラマラソン走りますとは、言えず。お酒はどう?とも聞けず。お薬もらってひきさがる。
下手をすると、後遺症(痛みがのこったり、らしい)けど。
会社で同僚に話すと、「走ったら、ストレス発散されて、よくなるかもね」と励ましてももらい、高知龍馬空港へ飛びました
教訓: 違和感 あったら、即 受診!
ぷちっと虫刺され状の発疹がでる「前」に、お医者さまを受診するのが、帯状疱疹の予後には大事、だそうです。処方されたお薬<アメナリーフ>は、それ以上の発症を抑える薬で、帯状疱疹を殺すわけではないので、早ければ早いほど、発症して3日以内だと、大変よろしいとのこと。わたしは、受診したときには、腰・太ももにかなりの発疹となっていたので、全量としては「でるだけ出た」感じとなってしまいました(T_T)
Contents
受付〜前夜祭
今回も、宿だけ大会ツアー(JTB)で取ってもらい、南風特急で中村へ向かいます。日差しが痛いくらい。高知はまだ夏でした。
ゼッケン受け取り会場で、今年も 生徒さんたちが心を込めて描いてくれた 四万十川の石絵がお迎え。これは毎回、最高のお土産です。みんなテーブルのまわりをぐるぐる。
今年の大会ゲスト 岩崎恭子さん。前夜祭で応援いただきましたが、とってもかわいい♡ 会場からは「大人になったねぇ」と親戚のおじさん的つぶやきが、あちらこちらで。
女子アスリートの会で、仲良しという千葉チャンとは、お子さんの年も近いので話があうと。14歳の金メダリストも、もう おかあさん なのよね。
帯状疱疹 気遣って、この日はノンアルコールで、早めに就寝
四万十川 わくわく大会
大雨に見舞われた昨年・一昨年とは違い、お天気は上々。
足の調子もなんとかOKで、GoPRO手に巻き、前半の峠越えも大丈夫! めずらしく書き出しておいた予想タイム ぴったりで快走
「上りは、あと300mですよ〜」と知らせてくれる、神BOY♡
久々にお会いできた、RUN友さん。おむすびで、元気100倍 だよね〜
36.6km の関門を超え、やっと四万十川とご対面。戻ってきたよ〜と思う瞬間。
フルの距離も超え、しまんトロッコ列車がちょうど通りがかり、みんなで手を振り。
しっかし、お楽しみの 沈下橋 こんなに遠かったかなあ… やっと到着。
ボランティアさんが、みんなの写真撮りに応じてくれます。
そして、もちろんプロのカメラマンさんも待機。
昨年は雨で、ずっとかっぱかぶってましたが、この橋の上だけは、ちゃんと番号が見えるように、はずして走ったなあ。
心が折れる・・・
61kmのレストステーション・カヌー館もほぼ、想定通りで入ったのですが、う〜ん、、、かなり弱気な気持ち。なんかだめな気がする、、、 おにぎりが喉を通らない。お天気が良いので、水や塩はこまめにとっていたから、脱水ということはないのだけれど、みそ汁と、配られた アミノバイタル・アミノショット しか、入っていかない。
その後、79.5kmの第五関門。ここに到着する前は、なんだか ふらふらとまっすぐ走れない感じ。ボランティアさんが「足、まだあるから大丈夫! あと20km。キロ9分で行ければ、ゴールだよ」と激励してくれますが、脳が「止まれ」と命令する感じ。「行きますよね」と声かけてくれる、あとから来た救護の自転車青年に、「今日はここでヤメます」と告げて、四万十川5度目で初の DNFを選択してしまいました。
教訓:やめる尤もな理由をもって、ウルトラ大会 出るべからず
ウルトラマラソン。元気なときでも、足よりさきに「気持ち」脳が一生懸命、止めようとするもの。「そうだよね、無理しちゃ、あとが怖いよね」なんて、理由をもっていると、速攻で陥落 でありますね。まあ、帯状疱疹 薬飲み始めて、1週間たってない、かさぶたになりきってない状態で、80kmほど走れただけでも、もうけもの かも。
おかげさまで、痛み無く、若干 痒みが残ってますが、翌週の金沢マラソンは、無事・楽しく 走ることができました。 後遺症にならないように、ちゃんと身体はメンテして、よく寝て食べて、仕事も楽しく。心がけまする。
昨年の大会直後に、橋げたが崩れて、ひとつ沈下橋が通れなくなり、市街地を日差しの暑い頃に走った、のも、影響あったかな。
—– 大会開催; 2018/10/21(日)