記録的 タフな気象条件となったボストンマラソン。
前日のニュースなどでも、「これまでに無い寒さ・雨・風になりそう」と、がんがん脅されておりましたが、その通りの状況となりました(@_@;) 。グラフは、前日のCBS天気/Barry Burbankさんのツイート
★そして、私が走った時間のコンディションが、これ↓
Light Rain なんてもんじゃ、なかったっす。気温もやはり、2009年を下回り 44F=6℃、体感的にはもっと低かった。ニュースでは3℃と言ってましたね。そして風速は12m〜17m ず〜っと向かい風。。。
走りながら思い出していたのは、2015年 いびがわマラソンと、2013年 長野マラソン。揖斐川は、気温は高かったですが、バケツをひっくりかえしたような土砂降りがずっと。そして長野は4月だというのに、雪!
← 2013/4/21(日) うしろの木は、桜が咲いている上に雪がつもり、大会スタッフさんが、一生懸命に競技場で雪かき してくれていました。コースは積もった雪を多くのランナーが走るのでべちょべちょ、染みて冷たいことこの上なし。気温0.4度でのスタート。不思議とみんなのテンションはMAX!
そして、そう、今回Boston大会優勝の川内優輝選手が、この雪の長野マラソンでも優勝していたのでした!
スタート前/足カバー
バスで送り届けてもらったホプキントンも雨。ウェーブでのスタートで、順番がくるまで待つ選手村テントも、この状態。
雨はしのげますが、足元はぐちょぐちょ。防寒で持ち込まれたジャケットやシートを足場にする人も多し。
私たちは、バスを降りる時に念のため、シューズにレジ袋でカバーをしていきました。ちょっとばっちい感じのPhotoで恐縮ですが、地面 雪みぞれ状態。
一日中、雨予報なので、遅かれ早かれ濡れるのですが、スタート前にシューズが泥だらけになるのは、テンション下がりますものね。 レジ袋は薄いと破れたり、染みてきたりもするので、本当はもっとしっかりした、荷物預けに配られるような、強いビニール袋のほうが、安心です。また、泥の上を歩くと、足をとられて袋が脱げそうになるので、しばるだけでなくヘアゴムで足首に固定すると、快適です。スタートの舗装道路に出たら、ゴミ箱にポイっ。
Boston市内のスーパーで調達したヘアゴム
こんなものまで!
スタートするときに身に着けないものは、着るものや毛布など、回収して寄付にまわったり、その他は廃棄。日本ではあまり慣れない仕組みですが、いいことですね。
で、こんなものを持ち込んでいる人も(・・)
彼女たちのおしりの下。空気マット! これは私達がテントに到着した時に、すでに置き去りにされていたので、もっと速いウェーブでスタートした人が持ち込んだものでしょう。
捨てる、と思うと気が引けますが、回収されて必要とされるひとに回る、なら、ありですよね。
ただし、今年は本当にすごい雨で、回収BOXも足りない状態だったので、路上にそのまま、脱ぎ捨てられていく衣類がたくさん。
きれいに片付けるのも、大変だろうなあ、、、ちゃんと寄付に回せる状態になったのかなあ、洗濯するのも費用かかりそうだなぁ〜 と思ってしまいました。
お役立ちグッズ
・レインコート
コンビニで買ってもっていった500円程度のものですが、日本のものはしっかりしているのか、何人かに「どこで手に入れた?」と尋ねられました。丈も長いので防寒にもなりました。 ゼッケンは一番上のレイヤーにしないとだめ!と何度も念押しされたので、スタート地点で回収に回しましたが、周りをみると、ゴールまでずっと、いろんなポンチョを着たまま走ってる人も、多かったです。 ゼッケンに埋め込まれたチップでの計測には、問題なかったようですね。
・お手製ポンチョ
これは、日本でのウルトラなど大会でも、絶対もっていくものです。ゼッケンをつけたベストの下に、つけたまま、こちらはゴールまでずっと。簡単なものですが、保温・防水に威力を発揮します。
作り方はこちらをみてね → お手製ポンチョ/寒さ対策(サロマ湖ウルトラ)
・使い捨てカイロ
貼るカイロ、これを一番肌に近いウェアにぺたり。胃の辺りから、おへそのちょっと下「気海(きかい)」というツボを温めるのが効果的、らしいです。今回もガクガクと震えるようなことなく、ゴールまで行くことができました。あと、GoPROもって走ったので、指が動かなくならないように、手袋のなかにも小さなカイロを握りしめ。
・シャワーキャップ
これは、ナイスだなと周りのランナーをみて感心したもの。
私はいつものように、バンダナ+サンバイザーで臨んだのですが、スタート前にすでにぽたぽた、頭のてっぺんもしっとり。アメニティコーナーにおいてあるシャワーキャップ、かさばらないし使えますね。
大会開催; 2018/4/16(月) 日程表はこちら☆